ポケモンブログ *。゚ ポケットモンスター セピアブラック&リリーホワイト ゚。*

ポケットモンスターセピアブラック&リリーホワイトという物語を連載!ポケモン画像、2chのポケモンスレ諸々、ポケモンカード等のポケモングッズ、今秋発売の新ポケモンシリーズブラック&ホワイト情報等々、ポケなトピをまとめています!

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The 9th story

The 9th story
― Complicated Desires ―
 
 
サカキユカリ、出発の準備はいいが、そいつも連れてくつもりなのか?」
 
ホワイト「ん?」
 
ユカリ「そうだけど。ダメ?」
 
サカキ「完全にそのつもりみたいだな。まぁいい、四の五を言ってる暇がない」
 
ホワイト「ちょっえっ??」
 
ユカリ「何か問題が?」
 
サカキ「例の物で、予想が間違っていた。ガキ、来い」
 
サカキは、無理矢理にホワイトを引っ張り出し、ドアを開けて外へ出た
 
ホワイト「うわっ…!ちょっとおじさん……」
 
ヒュッ
 
ホワイトがよたついてると、前の方で何か振る音が聞こえる
 
 
サカキ「ガキ、俺のことはサカキ様と呼べ。乗れ」
 
目の前には、巨体をした、ドサイドンがいた
 
ホワイト「(あれ、今―――?)うわっ!!!」
 
サカキは、片手でホワイトを放り投げ、ドサイドンの上に乗せた
 
サカキ「―――ユカリ!」
 
サカキは、ドサイドンに乗ると手をユカリに差し延べた
 
ユカリ「うん!」
 
サカキユカリをひらりと持ち上げた
 
 
サカキ「―――これより俺達はカリタスを追う!」
 

第9話


 
 
 
 
―――頂の町、スメラギタウン
 
カイセイ地方、最東端に位置する、
太陽に最も近いと言われる高山の町スメラギタウン
カイセイ地方は北東を険しい山々で囲まれている
山々はオキビ鉱山と呼ばれ、過去に鉱山として栄えていた
その名残からか、山頂に町が出来、現在も人が通う町となっている
だが、オキビ火山は未だ活きており、登山する者をその熱さで苦しめる
 
 
―――ゴウンゴウン
 
スメラギタウンは、険しい山々の中に存在する為、
移動のためにゴンドラが張り巡らされている
 
 
スメラギタウンで最も高い位置にある、オキビ鉱山の頂上には、
町の長老兼……ジムリーダーが住まう住居が存在する
 
 
 
「―――カガリ様、お時間で御座います」
 
声の枯れた白髪の混じった男が、催促する
 
窓から外を眺める白髪頭の男が、そのままの体勢で応えた
 
 
カガリ「―――あぁ……今行く…」
 
 
 
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………………
 
その日も、スメラギには谷風が強く吹き込んでいた
 
 
 
 
 
―――304番道路
 
ホワイト「―――ねぇおじ」
 
サカキ「ギロ」
 
ホワイト「さ、サカキさん………」
 
ユカリ「ちょっとぉホワイトいじめるなよー」
 
サカキ「いじめてないだろ。何だガキ」
 
ホワイト「あ、さっきこのポケモン………」
 
ユカリ「―――!ホワイトそれは―――」
 
サカキユカリ、もうそのガキは巻き込まれ過ぎてる。それに………」
 
ユカリ「ユウダイまさかこの子利用しようなんて考えてないでしょうね!?」
 
サカキ「人聞きの悪い。二、三聞きたいことがあるだけだ」
 
ホワイト「???」
 
サカキ「お前の友人だというブラックという黒髪のガキのことだ」
 
ホワイト「―――!!」
 
ユカリ「―――っちょっとユウダイ―――」
 
 
ユカリサカキを制止しようとしたその時、ホワイトが怒ったように叫ぶ
 
ホワイト「また!?」
 
ユカリ「―――」
 
サカキ「………?」
 
 
ホワイト「また!またみんなブラックのことばかり言うんだ!」
 
ユカリホワイト………
 
サカキ「ガキのませた嫉妬心なんぞ知らん。俺が言ってるのはそれじゃない」
 
ホワイト「………!?じゃ何―――」
 
サカキ「さっきお前が気に掛けてた事だ。見せておいてやる」
 
ユカリ「………!!?ちょっとユウダイそんなことして何のつもり―――」
 
 
サカキ「コイツだけじゃない。いずれ世界が知らねばならないことだ。見ろ」
 
サカキは、そう言って腰に手を掛けた
 
サカキ「黒髪のガキがユキナリとか言うやつに持たされたのはこれだ」
 
ホワイト「ユキ兄の言ってた届け物……?」
 
 
サカキは、腰に手を掛けたまま静止し、ギロリとホワイトを睨む
 
サカキ「そうだ」
 
 
ユカリ「………………」
 
 
サカキ「この世界を揺るがす悪魔の道具だ見ろ―――」
 
 
サカキは、腰からそれを取り出し、ホワイトに見せた
 
 
ホワイト「………!?これって―――」
 
 
 
 
 
 
―――
――
 
―――イワシロシティ
 
オオオオオオオオオオ………
 
イワシロジムは跡形もなく壊れ果てていた
少年少だけでなく、大人達も幾人も倒れていた
硬質なイワシロの地面が抉り取られ、惨憺たる光景を呈していた
 
 
そして、ジムあった場所から覗く階段、
その真後ろにはアオイが磔にされている
 
一帯に点々と燃える蒼焔が、辺りを日を遮り照らし上げる
 
 
「―――ジムの地下に………探してもない訳です」
 
は、地下への階段へと歩を進めてゆく
 
ユウキ「待て!!」
 
ユウキが、倒れたまま声を上げた
 
ユウキ「まだ俺は闘える……!!」
 
 
「闘える?」
 
ユウキ「………」
 
「闘ってどうするというの?無謀と勇気を履き違えて欲しくないわ」
 
???「オォ―――――――――ン!!!!」
 
ぼふうっ………
 
がそう言うと、雄叫びと共に、蒼焔が立ち上がる
 
蒼炎の中よりに立ち寄る黒き毛皮に青い炎を纏うポケモン
 
ズシッ……ズシッ……ズシッ……
 
???「ぐるるるる………」
 
 
ユウキ「………!」
 
「この子が誰か分かる?」
 
ユウキの顔には冷や汗だけが現れている
 
「かつて原始の神イニシムに遣えたという三幻獣の一体モルティスよ」
 
「神話には仲を違えた終焉の神によってその生を奪われたとあるわ」
 
 
ユウキ「………!??神……!?原始、終焉……!?一体何を………!!」
 
「君のような子どもには知る必要のないことよ。―――モルティス
 
モルティス「ぐるぅっ」
 
モルティスは階段へと向かってゆく
 
 
 
 
 
―――304番道路
 
ドドドドドドドドドド
 
ホワイト「そ、そんなものを作って何を………!?」
 
サカキ「知らんな。いずれにしろその計画は俺が止める」
 
ユカリ「………」
 
ホワイト「でもそれにユキ兄が加担してるなんて………」
 
 
サカキ「…で、それが分かったなら、お前はこれからどうする」
 
ホワイト「―――え?」
 
サカキブラックとかいう奴のことだ」
 
ホワイト「………!ボクは……」
 
ホワイトは俯く
 
ユカリ「……ホワイト………」
 
サカキ「フンまぁいい。ドサイドン、ここで止まれ」
 
ドサイドン「どがあっ」
 
ドサイドンが立ち止まると、サカキはひらりと立ち降りた
 
サカキ「ここから分かれる。ユカリは西にあるヒメノで待機していろ」
 
サカキ「イッテツと合流した後に追って指示をする」
 
ユカリ「!ユウダイは?」
 
サカキ「俺はこのままカイオウを抜けアマギリ、イシマへ向かう」
 
ユカリ「え?カイオウシティにもジムはあったんじゃ」
 
サカキ「そこは年中リーダーがおらず、まずカイセイにいるかも分からん」
 
ユカリ「それでまずはアマギリシティ?」
 
サカキ「アマギリのジムリーダーは年少だと聞く。狙われるならそこだからな」
 
ホワイト「………」
 
サカキ「…俺の心情としては例の件が気になるが、現状イッテツの成果待ちだ」
 
 
サカキ「じゃぁ俺は行く。ドサイドンは置いて行く」
 
サカキは、振り返り先へと向かおうとする
 
ユカリ「―――待ってこの子は?」
 
ホワイト「ぁ、、………」
 
 
サカキ「………俺はお守りはゴメンだ」
 
ザッ
 
サカキは、振りも返らず走って行った
 
 
ユカリ「何よアイツぅ、ねぇホワイト!」
 
ホワイト「ぇっと、、あ、うん………」
 
ユカリ「どうしたどうしたホワイト!気にすんな!」
 
ユカリは、ホワイトの背中をドンドンと叩いた
 
ホワイト「イタイイタイ!!それに気にしてる訳じゃないし!!」
 
ユカリ「そう?じゃ行こっか」
 
ユカリは、ふっとドサイドンから降りる
 
ホワイト「―――?」
 
ユカリ「―――ニコ」
 
ユカリは、首を傾げてホワイトに笑顔を送る
 
 
ユカリ「ちょっと歩こう?」
 
 
 
 
 
―――307番道路
 
少年は、道から少しある森の木にもたれ掛かるように眠っていた
木々の葉の隙間から差す日が、少年を暖かく照らす
小鳥達のさえずりが少年の目を覚ましたのだろうか、少年は静かに瞼を開く
 
 
ブラック「……ここは………?」
 
フォルモ「すぅ……すぅ……」
 
ブラックの膝には、フォルモが丸まり、可愛らしい寝息を掻いていた
 
ブラックフォルモ………うっ!」
 
ズキ
 
ブラックは、頭痛に頭を抑えた
 
フォルモ「―――ふぉる?」
 
フォルモが目を覚まし、心配そうにブラックをくっつく
 
ブラック「っ……大丈夫………今立ち上がるから………」
 
ブラックは、そう言って手を木に掛けながらも立ち上がる
 
 
フォルモ「ふぉる………」
 
ブラック「…………フォルモ…うん……大丈夫………」
 
 
ズキズキ………ズキズキ………
 
 
 
 
 
―――イワシロシティ
 
「………」
 
は、ユウキに目もくれず進んでいく
 
 
―――ガシッ……
 
「………―――」
 
は、驚いたように振り返った
ユウキの足を掴んでいた
 
「………っ馬鹿な子ね。まだ―――」
 
ユウキ「諦めるかよ。諦めるか」
 
 
キュッ………
 
ユウキは、が辛そうな顔をしたの見逃さなかった
 
「どうして………」
 
ユウキ「………―――?」
 
 
 
「君たちはいつもそんな顔をするの。どうしてそんなことを………」
 
 
ユウキ「ぇ………?」
 
 
「何も知らない癖に………!」
 
 
は、足を振り上げてユウキの手を振りほどいた
 
ユウキ「ツッ!!」
 
 
は歩を進め、階段の所で立ち止まった
 
「―――モルティス、先へ行ってて」
 
モルティス「ぐる………」
 
モルティスは彼の指示の通り、一人階段を降りていく
 
モルティスが消えて見えなくなると、は静かにユウキの方へと振り返った
 
 
「君たちはいつもそう。遺される人たちのことを何も考えてくれない」
 
ユウキ「………?」
 
 
「………君も私もいずれ死ぬわ。それが生を受けたものの運命(サダメ)だから」
 
「ポケモンも人も…それに……」
 
 
――――――
 
キュッ
 
 
「―――でもその運命は変わるわ。私たちがその運命を―――………」
 
 
 
 
――イイン
 
 
 
 
 
ブラック「―――変え……る?」
 
 
 
 
ピシッ
 
 
ブラックの手で抑えられる木から、ピシリと音が響いた―――
 
 
 
 
 
 
 
9
― 錯綜する想い ―








第10話予告 

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