ポケモンブログ *。゚ ポケットモンスター セピアブラック&リリーホワイト ゚。*

ポケットモンスターセピアブラック&リリーホワイトという物語を連載!ポケモン画像、2chのポケモンスレ諸々、ポケモンカード等のポケモングッズ、今秋発売の新ポケモンシリーズブラック&ホワイト情報等々、ポケなトピをまとめています!

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The 11th story

The 11th story
― Sphere of Hellfire ―
 
 
―――307番道路
 
日が落ちかけ、辺りをオレンジ色の光が照らしていている
 
 
ブラック「…モンスター…ボー…ル……?」
 
 
サカキ「ジムアクセサリと同種の鉱石を内部に埋め込んであるようだ」
 
 
サカキ「ポケモンに近付くとカプセルを開閉、」
 
サカキ「同時にポケモンを鎮静化するα-MOR波を発生、捕獲を遂行する」
 
 
ブラック「……っどうしてそんなものが……!」
 
サカキ「それを俺に訊くのか?」
 
ブラック「クッ……!」
 
サカキ「フッ、これで人とポケモンの在り方がどう悪化するか見物だが……」
 
 
サカキ「……俺はそれが世に蔓延るのを見て見ぬ振りをするつもりはない」
 
 
第11話


 
 
 
―――301番道路イワシロシティ付近
 
ピーガガガ………
 
 
???「「―――し、イガガ?」」
 
男は、肩を揺らしながら辛うじて無線機を耳に当てていた
 
 
ユカリ「「――もしもし?イッテツ?」」
 
 
イッテツ「ハッ…ハッ…ハッ…ハッ…ハッ…ハッ…ハッ…ハッ…ハッ…」
 
 
ユカリ「「イッテツ?どうしたの?大丈夫?」」
 
イッテツ「………ぁあ、無事だユカリちゃん。命はな……」
 
ユカリ「「そう……。でも無事なら良かった」」
 
イッテツ「済まない……任務は全うすることが出来なかった…」
 
ユカリ「いいわよ。イッテツが無事なら。ユウダイは怒るかもだけど」」
 
イッテツ「………ボスは?」
 
ユカリ「「イシマへ向かった。指示は合流してから。今からヒメノへ来れる?」」
 
イッテツ「ヒメノか。分かった」
 
ユカリ「「………それにしてもイッテツの手に負えないなんて」」
 
―――ガシャン!
 
ユカリ「「―――イッテツ!?」」
 
 
イッテツ「す、済まない。無線機を落としてしまった」
 
ユカリ「「イッテツ………迎えに行こうか……?」」
 
イッテツ「いや、大丈夫だ。問題ない。これから向かう。」
 
ユカリ「「…そう……」」
 
イッテツ「………」
 
ユカリ「「………?」」
 
 
イッテツ「………まるで化物だったよ」
 
ユカリ「「え?」」
 
イッテツユキナリボーイが出して来た。見たことのないポケモンだった」
 
 
ユカリ「「………………?」」
 
ユカリは、無線機越しにイッテツの雰囲気が変わるのを感じた。
 
 
イッテツ「奴はトレーナーとして強い。だが最後のあれはそれを逸していた」
 
 
―――
 
黒く猛々しい鎧、咆哮で震える空気―――
 
―――
 
 
イッテツ「あんなもの………!!生き物としての域を脱している……!!」
 
イッテツは声が震えていた。
 
イッテツ「あれが本当に生きるものに許された力なのか………!!?」
 
 
ユカリ「「ちょっとイッテツ………!?」」
 
 
イッテツ「あんな………!あんな………!!………ウッ!!
 
イッテツは嗚咽に口元を抑える
 
ユカリ「「―――イッテツ!?」」
 
――
 
イッテツ「……大丈夫だ……」
 
ユカリ「「本当?とにかく、早く合流して体を休めた方が……」」
 
イッテツ「ありがとうユカリちゃん心配してくれて」
 
ユカリ「「うぅん。友達でしょう?」」
 
イッテツ「それにこんな体たらくではボスに笑われてしまうな。あぁそうだ」
 
ユカリ「「?」」
 
イッテツ「ボスに一刻も早く伝えなければならないことがある」
 
ユカリ「「―――どうしたの?」」
 
 
イッテツユキナリボーイがモンスターボールを使っていた」
 
ユカリ「「!ユウダイもモンスターボールで問題がって……どういうこと?」」
 
イッテツ「しかも俺達がくすねたプロトタイプのモンスターボールじゃない」
 
ユカリ「「それって――」」
 
イッテツ「もう生産体制が確立されているということだな」
 
ユカリ「「でも、ユウダイは仕組み上大量生産は難しいって言って……」」
 
イッテツ「だがこれは事実だ。だからこそ一刻も早く現状を解明しなければ」
 
ユカリ「………そうね。そうだ特徴は?私も聞いておけばユウダイに――」
 
イッテツ「あぁ今伝える。だが形状は変わっていない。カラーだけ違っていた」
 
ユカリ「「色ね」」
 
 
イッテツ「球の半分が赤、半分が白いモンスターボールだった」
 
 
 
 
 
―――301番道路森
 
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………………
 
木々の倍以上の身長もあるそれが、
少し前まで敵がいた虚空を只見据えていた。
荒れ果てる森を破壊したのがそれであることは、
そのポケモンを見るだけで明らかだった。
 
 
ユキナリ「戻れ。リディアス
 
ユキナリが静かに腰からモンスターボールを取り出し、掲げた
反面が赤く…もう反面が白いモンスターボールだ。
 
 
リディアス「………」
 
リディアスは何も言わず彼に無感情な睥睨を与える。
ほんの一瞬の時間が流れ、リディアスは何事もなくモンスターボールに戻った
 
 
ユキナリ「………………」
 
青年は、静かに虚空を見上げる。
太陽が沈みかけ、辺りは朱く染まり上がっていた。
 
 
バサッ……バサッ……
 
キクコは、空から彼らを見詰めていた。
彼女は、彼に近付くことも声を掛けることも、選べなかった
 
 
川からの飛沫だろうか、青年の髪は濡れ、滴っている
 
ユキナリ「………………………」
 
 
ピジョットの前に立ち尽くすユキナリに、
時間は唯過ぎ去って行き、彼を慰めてくれることもなかった――
 
 
 
 
 
 
―――307番道路
 
ブラック「俺からこれを奪いに来たってことか……!?」
 
それに対し、サカキは首を傾げて言い放つ
 
サカキ「そういうことかな」
 
ブラックは構えをより一層強くする
 
ブラック「(キッ)………!」
 
 
サカキ「構えるなよ。構えようがもう無駄だ。分かるだろう?」
 
ブラック「グッ………」
 
サカキ「俺としては戦況を理解し自ら渡してもらうのが理想だったんだが」
 
ブラック「………………」
 
ブラックは、構えを解く様子は全く見せない
 
 
サカキ「………はぁ………」
 
ブラック「………!?」
 
サカキ「最近は随分ガキに悩まされる。他に問題はあるというのに」
 
サカキ「モンスターボールに使われている鉱石の出所とかな」
 
サカキ「挙げ出せばキリがない。なのにお前らは………」
 
 
ブラック「……?」
 
サカキホワイトとかいうガキのことだ」
 
ブラック「!?お前ホワイトに何かしたのか………!!!?」
 
ブラックサカキをグッと睨む
 
サカキ「………………」
 
ブラック「答えろ………!!」
 
サカキ「何もしてないさ。ガキに手を挙げるほど大人気がなくはない。だが」
 
ブラック「だけど何だ?」
 
―――ズ
 
サカキ「お前が今すぐそれを渡さないというのなら大人である気はない……!」
 
サカキが殺気立つ!
 
ブラック「クッ………!」
 
 
サカキ「―――ん?」
 
 
 
 
 
―――アマギリシティ
 
アマギリは、一帯を70%以上海で囲まれる、半島の町で、海の街だ。
しかし、アマギリの海は年中荒れ、穏やかな海の方が珍しかった。
海辺は長い砂浜にひたすら高い堤防が立てられ、街を囲んでいる。
 
その日も、漁から帰って来る船が、陸付けに困難を要していた
 
 
バシャアッ!
 
乗組員(のりくみいん)「くそっ酷い時化だ!!船着けられるのか!?」
 
ザバーン!
 
船長「弱音吐くな!大丈夫だウチにゃぁヒナちゃんがいるだろうが!」
 
パーン!
 
乗組員(ロリコムいん)「俺海から帰ったらヒナちゃんと結婚するんだ」
 
 
 
 
おばさん「酷い時化だ。大丈夫かねぇ旦那」
 
そこへ、少年が走って来る
 
男の子「母ちゃん!ヒナちゃん呼んで来た!!」
 
おばさん「おぉご苦労ショウタ。で、ヒナちゃんは?」
 
 
男の子「あそこでコケてる!」
 
少年は、堤防付近を指差した。
遠目に、人が跪いているのが見える。
 
おばさん「……助けてきておやり」
 
男の子「えっ!あぅ、うん行って来る」
 
少年は転けている少女の元へ走っていく
 
 
おばさん「早くしないと船着くよ……早くしとくれよ…」
 
 
男の子「ひ、ヒナちゃん!大丈夫?」
 
少年が手を差し伸べる。
 
女の子は、背が小さく、茶髪にバンダナを付けている。
俯いて、めそめそと泣いているようだ。
 
その子は、少年の声に目を潤ませながら顔を上げた
 
ヒナ「うるうるうる………(*;△;*)」*゚。
 
男の子「―――ひ、ヒナちゃん!!?」
 
ヒナは、ひしっと少年に抱きつく
 
ヒナ「お兄ちゃん、ヒナコケちゃった。。イタイよぅ……うるる」*゚。
 
男の子「ひ、ヒナちゃん;;;」
 
ヒナ「お兄ちゃん、イタイのイタイの飛んで行け、して?」*゚。
 
男の子「で、でも早く行かないと……;;;;」
 
ヒナ「じゃぁ抱っこしてお兄ちゃん………うるうる」*゚。
 
ヒナは、上目遣いで懇願する
 
男の子「う、うぅ、分かった;;;」
 
 
――
 
男の子「母ちゃん!ヒナちゃん連れて来た!!」
 
おばさん「おおそうかい!今船が見えてき……ってうぉ!」
 
少年は、ヒナをおんぶしていた。
ヒナはぎゅ~~っと男の子に抱きついている。
ヒナと少年は大体同じ身長である。
 
おばさん「(この子ら大体同じ年じゃなかったっけ………)」
 
※ちなみに、ヒナ8歳、男の子7歳※
 
 
男の子「!!母ちゃん!船が!!」
 
おばさん「―――!波に攫われて……桟橋の方に…!!」
 
 
!!!!!
 
波がゆっくりと船を持ち上げる!
船と波が一体となって彼らに襲い掛かった!
 
おばさん「―――あぶな―――!」
 
 
―――パ―――ン………
 
 
おばさん「………?」
 
彼女は、咄嗟に閉じた瞼を再び開いた。
すると、桟橋に穴を開け水面から立ち上る水柱が轟音を上げていた
水柱の上には、器用に船が乗っている。
 
トットットットッ
 
気付いた時には、ヒナ男の子の背から下り、水柱の方へと走っていた。
男の子は目を回していた。
 
ヒナ「ゼリーちゃん、ありがとぉ*゚。ゆっくり降ろして上げてぇ」*゚。
 
トドゼルガ「ぜらぁ」
 
トドゼルガが水柱の下から現れると、
徐々に水量を下げ、船を桟橋に降ろして行く
 
―――ガラン……!
 
船が桟橋に下ろされると、中から人が出て来る
 
乗組員「し、死ぬかと思った………」
 
 
―――ひしっっ!!!
 
ヒナは青年が降りてくるや否や、抱きついた
 
ヒナ「お兄ちゃん!!怖かったよぉ!\(*T△T*)/」*゚。
 
乗組員ヒナちゃん!」
 
船長「いやしかし、命があって良かっ」
 
ヒナ「おじさまっっ!!」*゚。
 
ヒナは、船長が現れるや否や、船長に抱きついた
 
 
おばさん「………………………」
 
おばさんはそれを怪訝そうに眺めていた…
 
 
おばさん「………………―――あっ!!」
 
と、悠長にいると、沖の方から大きな波が桟橋へと向かって来る!
 
 
 
―――ヒョイ
 
おばさんは、ヒナが男に抱きつきながら左手をヒョイっと動かすのを見た
 
すると、沖の方にラプラスが現れ―――
 
シュパ――――――!!!
 
ラプラスが、ハイドロポンプで波を相殺していた
 
 
おばさん「………………………」
 
ヒナは、終始男の人達とじゃれ合っていただけだった
 
 
おばさん「(ま、魔性や……!この娘はこの年にして魔性やで!!)」
 
 
乗組員(ロリコムいん)「ヒナちゃん俺は?(*´Д*)」
 
ヒナ「ロリコンは死ね」
 
 
 
 
―――イワシロシティ
 
ホワイト「………!!何これ……!?町が………!」
 
ホワイトブラックを追い、イワシロへと向かったが、
少年を出迎えたのは、無惨に破壊された町だった。
襲撃より時間を経ていたためか、町人は救護作業に明け暮れ、
町人達の顔にその疲労が窺い知ることが出来るほどだった。
 
ホワイト「(ブラックもイワシロを通ったはず……!)」
 
ホワイトは、周りをキョロキョロと見回す。
 
ホワイト「(ブラックを見ていないか町の人に聞こう……!)」
 
 
 
 
 
―――307番道路
 
 
サカキは、異様なことに気付く
サカキの前に、長く伸びる影ができている
 
 
サカキ「東から………影?」
 
 
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
 
 
サカキ「………………」
 
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
 
サカキ「………」
 
 
 
 
オォッ!!!!!!
 
 
サカキ「………!!!!」
 
 
 
 
ドオオオオオオオオオオオオオオオオ………………!!!!
 
 
―――炎の球だった
 
宙に浮き燃え盛る炎の塊が、二つ目の太陽を作り出していた
いつの間にか、サカキの頭上にまでそれは近付き、
影はもう小さく丸まっていた
 
 
ブラック「………!!??」
 
 
サカキ「な、何だこれは………!!」
 
 
 
 
???「メテオフレイム」
 
 
サカキ「―――!!!」
 
ドッ!!!!!
 
ズドオオオオオオッッ!!!!!
 
 
ブラック「うわああっ!!!」
 
 
ゴオオオオオオオオ!!!
 
 
 
 
 
―――
――
 
ブラック「な、何が―――」
 
 
???「―――ブラック
 
ブラック「………!?」
 
ブラックはその声に振り向く
 
黒いコートに襟足下まで伸びる赤髪の男
 
 
???「早くここから逃げろ」
 
 
ブラック「………!?誰――……!?」
 
 
???「今は行け。俺の素性を知りたければ運命がそれを教えてくれる」
 
ブラック「……運命………?」
 
 
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………………
 
 
???「………………」
 
赤髪の男は静かにブラックを見据える。
バックには、唯紅く燃え盛る炎が煌めいている。
 
 
ブラック「………………分かった」
 
ブラックは、そこから走り去って行く
 
 
 
???「そうだ、本当に運命に抗おうというのなら今は行け………」
 
 
 
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
 
 
???「俺達には何も言う資格はない………」
 
 
男は、まるで燃え盛る炎に体重を掛けるようにして手を向けている。
炎の煌めきは、まるで鼓動しているかのように脈動していた
 
 
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………
 
 
???「それは俺達が当の昔に諦めてしまった事なのだから………」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
11
― 業火の太陽 ―








第12話予告

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