ポケモンブログ *。゚ ポケットモンスター セピアブラック&リリーホワイト ゚。*

ポケットモンスターセピアブラック&リリーホワイトという物語を連載!ポケモン画像、2chのポケモンスレ諸々、ポケモンカード等のポケモングッズ、今秋発売の新ポケモンシリーズブラック&ホワイト情報等々、ポケなトピをまとめています!

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The 15th story

The 15th story
― Gym Leader Call ―
 
 
―――カイオウシティポケモンセンター
 
イワシロより遥かに多い人でごった返すポケモンセンター。
内装もより美しく機能的になっている。
 
 
受付嬢「―――ではお預かり致します」
 
ブラック「……はいお願いします」
 
受付嬢「明日朝には全快致しますが、本日はお泊りになりますか?」
 
 
ブラック「………」
 
受付嬢「………お客様?」
 
 
ブラック「…あ、いえ……」
 
 
 第15話
 
 


 
 
 
―――代表議会議事堂会議室
 
カナは、ドアを2回叩き開ける。
 
カナ「―――失礼します」
 
 
リカ・チカ「「カナ!!」」
 
カナリカちゃんチカちゃん!久し振り!」
 
リカ「本当に久し振りだ」
 
チカ「半年振りくらいじゃないか?」
 
カナ「ヤダなぁ1ヶ月前にも会ってるよ」
 
チカ「そうだっけw」
 
和気あいあいと話す3人。
 
 
ショウ「男の俺、何か蚊帳の外だな」
 
カナ「あらショウ君!ショウ君も久し振り、ショウ君は2ヶ月振りかな?」
 
ショウ「そんなもんかな。と言うか、カイセイは何か女が強いよな」
 
リカ「ム。まるで私達が調子乗ってるみたいな言い方だな」
 
チカ「お前らが駄目だって事じゃないか男共」
 
 
カナ「でも、女性の元気が良い国は、良い国だって言うしねぇ」
 
チカカナのお墨付き貰った!!」
 
リカ「そうだもっと言ってやれカナ!!」
 
チカ「このスケコマシ!!」
 
ショウ「えぇ!!?」
 
 
ワイワイガヤガヤ
 
そこへ、またドアを開け入って来る女性。
 
ミノリ「若い子が多いと元気が溢れてるって言うかうるさくなるなぁ」
 
リカ・チカ「「あ、婚期を逃しつつあるミノリさんだ」」
 
ミノリ「オイそこ声を揃えるなぁ!!」
 
リカ「婚期を逃すと大変だよねぇ」
 
チカ「私の経験上、悲惨だよねぇ」
 
ミノリ「揃えるなとは言ったけど止めて!尚更傷付くから!!」
 
 
ショウ「あれ?ミノリさん、アキ迎えに行ったんじゃなかった?」
 
ミノリ「それが、さっきまでいたのにいつの間にかいなくなってた」
 
カナアキちゃん、方向音痴だしねぇ」
 
リカ・チカ「「後ろ付いて来るのに方向音痴もあったもんじゃないがな」」
 
 
―――バタン!!
 
と、突然、ドアが大きな音を立てて開く。
 
アキ「こら、人がいないときに陰口言うのは良くないぞ!!」
 
セミロングの女の子が大声を上げながら入って来る
 
 
カナアキちゃん!」
 
リカアキだ。こういう着込みの厚い服着てるのって初めてな気がする」
 
ショウ「センザキみたいには行かないだろ。この時期のカイオウは寒いし」
 
チカ「だがスタイルは誤魔化せてないと言う」<ボソッ
 
アキ「は?誰が貧乳だって?」
 
ガシッ
 
アキは、いきなりリカ・チカの頭を鷲掴みする
 
チカ「それは言ってなくね!?」
 
リカ「とゆか私は何も言ってすらないぞ!!」
 
アキ「双子ってことは考えてる事も同じって事だぁ!!」
 
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
 
リカ「まま待て!!わわわ私達だってあるとは言えない方だぞ!!」
 
チカ「そ、そうだ!気にするな!!」
 
アキ「本当にないのとちょっとあるのとは雲泥の差なんだよぉ!!!」
 
 
 
カナ「あはははははぁ………」
 
 
 
 
アキ「………………」
 
ギラン!
 
リカカナぁ!!危ないい逃げろおおお!!」
 
チカ「私達の事は構うな!!逃げるんだァ!!」
 
カナ「ええええぇぇ!!?」
 
アキ「がおおおお」
 
 
 
ショウ「………………………」
 
女の子達が暴れ回る中、それを静観するショウ
 
―――ポン
 
と、肩を叩かれるショウ
 
ミノリ「………ショウ君」
 
ショウ「……は、はい………?」
 
ダラ………
 
ミノリショウ君、彼女……いる?」
 
ダラダラダラダラ
 
ショウ「い、いえ………」
 
ミノリ「年上なんてどう?」
 
ダララララララララララ!!!
 
 
 
 
ギィ………
 
スノベ「全く……若いのが揃うといつもこうだな…どうぞ」
 
???「あぁ………済まない」
 
ショウカガリ師匠!!………と?」
 
ドアを開け、誘導され入って来るカガリの後ろに、女性が二人付いて来る。
化粧で着飾った女性と対照的にノーメイクなミノリと同年齢と思われる女性。
 
カガリ「あぁ…久し振りだねショウ君。この人達は………」
 
カナ「左の方はヒナちゃんのお母様のミウさん。お久し振りですミウさん」
 
ミウカナちゃん、久し振り。他の皆様は初めまして」
 
カナ「と………?」
 
 
スノベ「あぁ彼女は皆会うのは初めてだと思うから私から紹介するよ」
 
ニコリと笑う女性
 
スノベ「カントー、ニビシティより来られた、ジムリーダーミズホ氏だ」
 
スノベ「カントージムリーダーの代表として来て頂いた」
 
 
ミズホ「―――初めまして、ミズホです」
 
 
お辞儀し、皆に微笑むミズホ
若くも、母性に溢れる笑顔だった。
 
 
 
 
 
―――
 
会議室の四角く置かれたテーブルの前の椅子に、それぞれが着席する。
先と打って変わり静寂を醸す会議室にスノベが口を開く。
 
スノベ「―――今回、集まって頂いたのはある団体について話すためです」
 
ミノリ「皆様未確認のポケモンが多数発見される事例はご存知でしょうか?」
 
ミノリ「実はカイセイ全土で見られ、ここにも多数報告が寄せられています」
 
スノベ「最近私に送られて来る報告の内容は半分がそれです」
 
ミノリ「そして、もう半分が、謎のポケモン死亡事件です」
 
アキ「謎のポケモン死亡事件?」
 
スノベ「死亡しているポケモンが見付かる事は珍しい事ではない。だが…」
 
ミノリ「死因が全く分からないんです。傷一つなく倒れて死んでいるのです」
 
スノベ「そして、それがポケモンに限った事ではなくなって来た」
 
ミノリ「元気だった人が突然に死亡するという事例が沢山送られてるんです」
 
スノベ「だがそれはまだマシな例だ。厄介なものは消失(・・)する」
 
カナ「消失する?」
 
ミノリ「消えるんです。文字通り。未だ行方不明と言うカテゴリですが……」
 
スノベ「それが10件、100件にも登れば関連性を疑いざるを得まい」
 
リカ「私達の町でも、その2件とも起こっている」
 
ミウ「私も聞いた事があります。あまりよくは知らないのですが……」
 
ミノリ「このカイオウでもいくつも報告が。イワシロからも報告があります」
 
アキ「……アタシの所は特にそんなのは聞かないですね……」
 
カナ「私の所もです」
 
ミノリ「はい。ご両者の町は確かに報告はありません。それと……」
 
カガリ「私の町もないね…まぁ私の町は人が多くないから……」
 
 
スノベ「地域によるとは言え、この事例が多く報告されているのは事実です」
 
ミノリ「それで、事件性を語るのに先ずクロベの二人に話をして頂きます」
 
スノベ「破壊事件についてです」
 
リカ・チカ「「実は、クロベ神殿が2週間ほど前に破壊された」」
 
ザワッ………!
 
カナ「………クロベ神殿ってカイセイ3神殿の……」
 
チカ「そうだ」
 
アキ「そ、それってかな~りヤバいことなんじゃ……」
 
カガリ「………………」
 
ショウ「誰がやったのかは分からないが、由々しき事件なのは間違いない」
 
ミノリ「実は、1週間ほど前にイワシロ北のゲートが破壊されている話も」
 
ショウ「ハイゼン地方へ行く道か。最近そこを通る人は滅多にいないけど」
 
スノベ「だが、そういう破壊事件はカイセイ所々で起こっているようだ」
 
ミノリ「そして、各地で謎の集団が跋扈しているという報告があるんです」
 
ミウ「最近聞く謎の宗教集団の事ですね………」
 
スノベ「そうです。彼らに、ポケモンを武力行使に使っている話もあります」
 
ミノリ「更に、ポケモン狩りを行っているという報告があります」
 
スノベ「興味深いのが彼らがどこからともなくポケモンを出して来る事です」
 
アキ「どこからともなく?」
 
ミノリ「普通ポケモンを連れていれば分かるはずなのに分からないんです」
 
スノベ「それが厄介な要因の一つで、住民に紛れ込んでいる可能性が高い」
 
ミウ「それでこれらの事件を………」
 
スノベ「はい我々はこれらの事件を一連の事件と考え………」
 
ミノリ「彼ら、謎の宗教団体を捜索することを決断したんです」
 
ショウ「………口振りを聞くに……もう目当てを付けているのか?」
 
スノベ「あぁ」
 
ミノリスノベ議長の調べで、彼らがイシマと関係する事が分かったんです」
 
ショウ「!イシマか………」
 
アキ「…い、イシマと聞くと何か妙に納得してしまいますね……」
 
 
カガリ「それで、スノベ君………その事で要件があるのだね」
 
スノベ「はいカガリさん。実は、皆様にイシマへ行って貰いたいのです」
 
カナ「イシマに?」
 
ミノリ「実は、3日後イシマである祭事が行われるらしいのです」
 
スノベ「彼らはそこに集まる事が予想されています」
 
ミノリ「ジムリーダーの皆様には、3日後にイシマに行って貰いたんです」
 
スノベ「だが、嗅ぎつけられては困るから暫くここに留まって………」
 
ミノリ「来るべき3日後イシマに行って頂きます」
 
ショウ「急だな………」
 
スノベ「済まないなショウ。だが、事が起こってからでは遅い」
 
ミノリ2日後に出航する船の準備も済ませてあります」
 
スノベ「この時期、更には行き先がイシマとあってはかなり渋られたがね」
 
ミノリ「カイオウ出発は明後日15時、出航は21時の予定です」
 
スノベ「アマギリ航を出発後、迂回ルートを通り、イシマへという手筈です」
 
 
 
 
ショウ「(ジムリーダー全員を送り込むのか…随分躍起だな……。………)」
 
 
ミノリ「何かご質問あれば今お願いします」
 
 
ショウ「………………」
 
カガリ「………………」
 
カナ「………………」
 
アキ「先生、遠足でバナナはおやつに入りry
 
リカ・チカ「「ふん!」」バキッ
 
 
ミノリ「ご質問はありませんか。今回の議題は以上になります」
 
スノベ「不鮮明な点も多いが、我々も全情報を掴んでいる訳でないのでね」
 
スノベ「とにかく、ご足労でしたでしょうし今日はゆっくり休んで頂きたい」
 
ミノリ3日後、闘わざるを得ない状況もあるかも知れませんからね」
 
スノベ「あぁ是非万全の体勢で挑んで頂きたい」
 
 
スノベ「以上で議会を終えます。お疲れ様でした」
 
 
アキ「あ~終わったぁ!」
 
ショウ「オイ、アキ不謹慎だぞ」
 
アキ「大丈夫、カイセイの平和のためアタシも頑張るからっ!!」
 
リカ「全く常識が足りないな」
 
チカ「あと脳も足りないな」
 
リカ・チカ「「そして、決定的に足りないのh……」」
 
 
アキ「………」
 
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
 
 
 
 
スノベ「お二方もお疲れ様でした。すみませんね、うるさくて」
 
ミウ「いえいえw」
 
ミズホ「私も少し前まではあんな感じでしたよ~w」
 
スノベミズホ君は無関係だと言うのに殆どカイセイの話で申し訳なかった」
 
ミズホ「いえ!困った時はお互い様、この事はちゃんと皆に伝えておきます」
 
スノベ「ありがとうミズホ君」
 
ミズホ「困った事があればすぐ呼んで下さいね」
 
スノベミズホ君もカントーで困った事があればいつでも援助要請してくれ」
 
ミノリ「―――スノベ議長」
 
スノベ「あぁ。ミズホ君、彼女に案内して貰ってくれ、ホテルを取ってある」
 
ミズホ「あ、ありがとうございます」
 
ミノリ「ではミズホさん、行きましょうか」
 
二人は部屋を出て行く。
 
スノベ「―――で、お母様、ヒナちゃんはどうされたので?」
 
ミウ「それがぁヒナったらグズっちゃって……家で夫とお留守番です」
 
スノベ「そ、そうですか、、」
 
ミウ「私では意味ないですよねぇ。ポケモン使えないですしぃ……」
 
スノベ「いえ問題ないです、今日ホテルに泊まられてお帰りになられては?」
 
ミウ「あ、そうですかぁ?」
 
スノベ2日後船で出る時にはアマギリを通りますし、迎えに行きますよ」
 
ミウ「そうしようかなぁヒナ達も心配だしぃ」
 
スノベ「えぇえぇそうされて下さい。何も問題はないですし」
 
ミウ「ではそうしますぅ。では私もホテルへ行きますねぇ」
 
スノベ「えぇ。あ、初めてではないでしょうし、分かりますよね?」
 
ミウ「はぃ~でも夜遅いし、一人は怖いのであの二人を追い掛けますねぇ」
 
 
スノベ「はい。あ、お疲れ様でした――……」
 
ミウは早々に会議室を後にする
 
 
 
 
アキ「がおおおおおおお」
 
 
スノベ「……問題なのはこいつらの方だからな………」
 
 
リカの腕に噛み付くアキを、ショウが後ろから引き離そうとする
 
リカ「待てアキ!!痛いマジで痛い!歯!歯!!食い込んでるから!!」
 
チカ「やめろおお!!自分が噛み付かれてる気になって痛いいい!!」
 
ショウ「まぁ双子だしな!!」
 
カナ「あ、アキちゃん~」;;
 
 
スノベ「コラ君達、喧嘩はそれまでにして。もう閉めるよ」
 
 
やっとの思いで引き離されたアキだが、そこでスノベが忠告する
 
 
アキ「はっ私は今何をして………?」
 
ショウ「記憶喪失!?」
 
チカアキに噛まれた所が痛い………」
 
リカ「待てお前噛まれてないだろ」
 
チカが涙目になりながら反論する。
 
 
カナ「ほら~スノベさんに迷惑でしょう。早く出なきゃ」
 
ショウ「もう9時回ってるしな。女は帰る帰る」
 
 
がやがやと4人は会議室を出る。
スノベ4人が出て行った会議室に鍵を閉めた。
 
 
カガリ「―――君も大変だなスノベ
 
スノベ「―――カガリさん」
 
カガリ「あまり無理はするなよスノベ。では私もホテルへ帰るよ」
 
スノベ「えぇありがとうございます」
 
 
カガリは、徐に議事堂、出入口へと向かって行った。
 
 
スノベ「………―――」
 
 
 
 
 
―――
 
リカ「久し振りに4人揃ったんだし、ちょっと遊ぼうぜー」
 
ショウ「女が何を言ってる。ちゃんとホテル帰れ」
 
チカ「黙りな。お前はボディガードとして強制参加だぞ」
 
ショウ「俺の立場弱過ぎだろ!(;∀;)」
 
アキ「ゲーセンね!よーし今日もパンチングゲームで新記録取るぞぉ!」
 
リカ「もうお前は的噛んじゃえよ絶対それのが高威力だから」
 
チカ「腕がヒリヒリする………」
 
リカ「だからお前は噛まれてないだろ」
 
チカ「お前の物は俺の物、お前の痛みは俺の痛みだろ………?(*^-)b
 
リカチカ………(*;∀;*)」
 
 
 
アキカナも来るよね?」
 
カナ「え~…私はどうしようかな……」
 
チカ「たまに揃ったんだからイイじゃないか」
 
リカ「そうそうたまにはハメ外そう」
 
ショウ「アオイがいないのは残念だけどな」
 
アキ「イワシロと連絡付かないだってね」
 
リカ「アオイがいれば、女5、男1のハーレムなのにな。惜しい」
 
ショウ「待てアオイは男だ」
 
チカ「分類上はな。だがどう見ても女だし精神的決定的に女だぞアイツ。」
 
リカ「女以上に女してるぞ悔しいが」
 
アキ「仕草見てると萌えるよね」
 
リカ「シャンプーとかリンス、化粧品の話題に嬉々として入って来るし」
 
チカ「直す気があるのかといつも思う」
 
リカ「あれがあいつのあるべき姿なんだよ。受け入れよう」
 
 
ショウ「(…アオイ……何という言われよう……そして否定できない……)」
 
 
 
ワイワイ………ワイワイ………
 
カナ「………………」
 
 
 
カナ「………………あれ?」
 
カナは遠くに、何かを見つける。
 
カナ「………………」
 
アキ「?どうかした?」
 
カナ「ん~ん何もない。あ、私やっぱり帰るね。ちょっと疲れちゃった」
 
チカ「えーカナ帰るのか?」
 
チカ「ヤダー」
 
カナ「また明日誘って!ごめんねじゃぁ4人ともバイバイ」
 
カナは、そう言ってすぐ小走りで4人を後にする。
 
リカ・チカ「「バイ~」」
 
アキカナまた明日ね~」
 
ショウ「おやすみー」
 
 
チカ「さて、それでは私達は行くか」
 
リカ「一人抜けたとは言え夜は長いぞ」
 
 
ショウ「何か卑猥に聞こえたが気のせいだな………」
 
 
 
 
 
―――
 
カナは、先に見付けた人の近くまで行くとそっとその人の肩を抱いた。
 
カナブラック♪どうしたの?」
 
ブラック「………!…カナさん……」
 
カナ「ポケモンセンターには泊まらなかったの?」
 
 
ブラック「ちょっと理由があって泊まれなくて………」
 
カナ「そっか」
 
 
ブラック「………」
 
カナ「………」
 
 
カナは黙り込むブラックに優しく微笑む。
 
ふわっ
 
ブラック「………―――」
 
カナは、ブラックを胸に抱く。
 
 
カナ「困ってる?」
 
ブラック「少し………」
 
カナ「……お姉さんの部屋に泊まる?」
 
ブラック「……でも………」
 
カナ「でも?」
 
ブラック「………………」
 
 
カナ「じゃぁそうだなぁお姉さん命令!今日はお姉さんトコ泊まりなさい!」
 
 
ブラック「………!………。………………。」
 
カナは、ニコニコと終始微笑む。
 
 
ブラック「うん……分かった………」
 
カナ「よしよしw」
 
 
ブラック「………………。………えさん」
 
カナ「―――………?」
 
 
ブラック「ありがとう――……」
 
 
 
 
 
―――ポケモンセンター
 
受付嬢「黒髪の子ども、と言いましても、大勢宿泊されてますので………」
 
サカキ「……10歳ほどだ。一人で泊まってる」
 
受付嬢「お一人ですか?そういう方は今日いらっしゃる中にはおられません」
 
サカキ「そうか………邪魔したな」
 
 
サカキは、受付嬢の返事を聞くなりそこを後にする。
 
受付嬢「………?……」
 
 
サカキ「ここに泊まってはいなかったか………」
 
 
 
 
 
―――カイオウシティ307番道路ゲート前
 
ホワイト「……ここがカイオウシティか…」
 
ジュノプス「じゅのの(´・д・`)
 
ホワイト「何この建物……デカすぎ………」
 
 
ホワイト「………うん、取り敢えずポケモンセンターへ行こう」
 
ジュノプス「じゅの」
 
ホワイト「只で泊まらしてくれてポケモンを回復してくれるらしいし」
 
 
ホワイト「ボク達もお金ないし、ブラックもそこに泊まってるはずだ」
 
ジュノプス「ふの~~」
 
ホワイト「ボク達も疲れたしね、ポケセンを探したらボク達も休もう…」
 
 
ジュノプス「じゅのぉ」
 
 
タッ………
 
少年は走り出したが、足取りが軽くも重く見える。
 
 
ホワイト「(……ブラック………)」
 
 
 
時刻は、10時を過ぎた所だった――……
 
 
 
 
 
 
―――カイオウサンホテル
 
 
―――バタン
 
カガリ「………」
 
ヒュゥ………
 
 
カガリ「………………」
 
カガリは、部屋の窓が開いている事に気付く。
開けて出た記憶のない窓から、漏れる風に、
危険な香り……そういう比喩の相応しい匂いが乗って来る。
 
窓の縁に座りながら、男が言った。
 
 
???「よぉジイさん。景気はどうだ」
 
 
カガリ「…………ディスピアか……」
 
ディスピア「おいおいそんな気怠そうな声出すなよ。流石の俺も凹むぜ」
 
カガリ「カイオウ郊外で待機していろと言ったはずだ」
 
ディスピア「暇だったんだよ。暇潰しにジムリーダーとやらの顔を見にな」
 
ディスピア「滑稽な話だ。あんたとあいつらが肩並べて平和を語るなんてよ」
 
 
カガリ「………………」
 
 
ディスピア「あんな雑魚ども、今ここで始末しちまやいいのに」
 
カガリディスピア、目的を忘れるな。我々の目的は」
 
ディスピア「分ぁってる。預言者様の大層なお言葉だ、覚えてますよっと」
 
カガリ「ならいい。それで、イラの様子は?」
 
ディスピア「別に、変化なし。いつも通り睨み効かして大人しくしてる」
 
 
カガリ「そうか………引き続き監視を怠るな」
 
ディスピア「へいへい未来を見通すプロイータ様のお言葉だ肝に命じとくよ」
 
 
カガリ「………………」
 
ディスピア「―――そういや、オプタシオ決めたんだってな」
 
カガリ「………あぁ」
 
ディスピア「聞いた所じゃ、プロイータ様ご指名の願いの名にしては……」
 
ディスピア「弱々しいし、積極性もない、青いガキなんだってな」
 
カガリ「今はね。ディスピアいずれお前にも選ばれた意味が分かる時が来る」
 
ディスピア「ふっは!お得意の預言ねぇ!期待しとくぜ」
 
ディスピアは、ニヒルな嘲笑を浮かべ、窓を出ようとする。
 
 
カガリ「―――ディスピア
 
ディスピア「何だよ?」
 
ディスピアは、踵を窓の縁に乗せた状態で、振りも返らず聞き返す。
 
 
カガリ「お前も望まれ必要とされる存在だということを忘れるな」
 
 
ディスピア「―――………」
 
 
カガリ「おやすみ。例の任務までゆっくり休んでくれ」
 
 
 
ディスピア「………全く、いつ会っても癇に障るジイさんだ」
 
 
カガリ「……ふっ…………」
 
 
ディスピア「あばよ、ジイさんも宿願を叶えるまで野垂れ死なねぇようにな」
 
カガリ「あぁ………努力するよ」
 
―――ガタン
 
男は、窓から消える。
空には、丸々とした月が、綺麗に映えていた。
 
 
 
 
 
 
15
― ジムリーダー召集 ―







第16話予告 

 
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