ポケモンブログ *。゚ ポケットモンスター セピアブラック&リリーホワイト ゚。*

ポケットモンスターセピアブラック&リリーホワイトという物語を連載!ポケモン画像、2chのポケモンスレ諸々、ポケモンカード等のポケモングッズ、今秋発売の新ポケモンシリーズブラック&ホワイト情報等々、ポケなトピをまとめています!

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The 16th story

The 16th story
― Iwashiro Assault ―
 
 
―――カイオウシティ住宅街、ミノリの家
 
ジリリリ…ジリリリ
 
電話の呼び出し音が、部屋に響く。
 
ミノリ「ん~?誰だぁこんな朝早くから~」
 
ミノリは、寝ぼけ眼のまま手探りで受話器を取る。
 
ミノリ「はい~もしもし~?」
 
 
「「……ジジ…!!……ジ…………!!」」
 
ミノリ「ぇ………?」
 
当初、言葉のまま状況を飲み込めないでいるミノリ
だが―――
 
ミノリ「………………。………!?」
 
 
バッ!!!
 
ミノリは、布団を跳ね除けて叫ぶ。
 
 
ミノリ「い、イワシロが壊滅………!!?」
 
 

第16話


 
 
 
 
―――カイオウシティサンホテル一室
 
部屋に、朝の日差しが差し込む。
 
カナ「ん………」
 
カナは、顔に当たる明るい日差しに寝返りを打つ。
 
 
リカ「………………」
 
チカ「………………」
 
 
リカ「………チカ
 
チカ「………何だリカ
 
リカカナ、ベッドの半分に寄ってるな」
 
チカ「あぁ」
 
リカ「誰かもう一人いたみたいに見えるな」
 
チカ「人を胸に抱いてた形なってるな」
 
 
リカ「………………」
 
チカ「………………」
 
 
リカ・チカ「「男だ」」
 
 
 
 
 
―――カイオウ308番道路ゲート
 
ブラック「………ありがとうカナさん」
 
フォルモ「ふおる!」
 
ブラック「うん、行こう」
 
 
 
 
 
―――カイオウシティサンホテル一室
 
ショウ「―――それでだ」
 
カナの部屋で、ショウが仕切り直すようにボソリと喋り出す。
 
ショウ「何で俺が呼ばれる」
 
 
カナ「スー………スー………」
 
 
リカカナに男だぞ!カナの純血がどこの馬の骨に奪われたか分からんに!」
 
ショウ「待て待て。だからと言って男の俺を女の部屋に呼ぶというのは……」
 
リカ「何だ?」
 
ショウ「先ず、目の置き場所に困る」
 
カナは、パジャマの胸の当たりがはだけている
 
 
リカ「それは胸のない私達への当て付けか?」
 
ショウ「いやいや」
 
リカ「アキがいたら噛み殺されてるぞ」
 
ショウ「………アイツの目覚めが悪くて良かったよ……」
 
 
リカ「フン。取り敢えずカナに男が出来てたとして私達は暖かく見守……」
 
 
チカ「ホームズさん!!!」
 
と、突然、風呂場から掠れ声の叫び声が響く。
 
リカ「これこれカナが起きてしまうぞワトソン君。何だね?」
 
チカ「こ、これ………」
 
 
チカが差し出すのは何か掴んだ形の指。
 
ショウ「ん………?」
 
ショウは目を凝らすと―――そこにあるのは黒い糸のようなもの。
 
ショウ「ん?髪の毛か?」
 
 
リカ「………!」
 
 
と、いきなり、リカ・チカカナの布団を引っ張り剥がす。
 
 
カナ「ふみゅっ!!???」
 
ショウ「何!!?」
 
リカ・チカ「「お前、ブラック奪ったな!!」」
 
カナ「ほぇブラック………」
 
カナは、朦朧としながら受け答えする。
 
リカ・チカ「「あれは私達のなんだぞ!!」」
 
ムキ―――!!
 
二人はショウカナを置いてけぼりに怒り散らす。
 
カナ「……ブラック………」
 
カナは、やっと目が覚め、状況を飲み込んでくる。
 
 
ショウ「な、何だ??」
 
 
 
カナ「………………」
 
カナは、少し周りを見渡して、状況を理解する。
 
 
カナ「……そっか…行っちゃったか―――………」
 
 
 
カナは、嬉しそうに、それでいて悲しそうに、微笑んだ
 
 
 
 
 
―――ポケモンセンター
 
ウィン
 
機械音独特の音を出しながら、自動ドアが開く。
 
 
ホワイト「………ジュノプス行こう」
 
ジュノプス「じゅのっ!」
 
 
ホワイト「アマギリシティに」
 
 
 
 
 
―――オキビ火山麓
 
オプタシオ「待って!待ってって!テリア!!」
 
坂を下りながら、青年オプタシオが、
アクアブルーの狐のようなポケモンを追い掛けていた。
 
テリア「トゥらら~♪」
 
 
しかし、逃亡劇も束の間、追い詰められるテリア
 
オプタシオ「よ~し……追い詰めたぞ~」
 
テリア「………とら……」
 
 
―――パリ
 
と、突然、黄色い稲光のようなものが光る。
 
オプタシオ「―――へ?」
 
 
バチッ!!!!
 
カッと光ったかと思うと、余りの痛みに仰け反るオプタシオ
 
オプタシオ「いたっ!!?」
 
 
テリア「と~らら~♪」
 
その隙に逃げ出すテリア
 
 
オプタシオ「ま、待ってよ!それはズルい………」
 
 
 
二人の茶番劇を、傍から観覧する女性と男。
 
「いやしかしどうしてあんな青年がプロイータ様に選ばれたのでしょうか」
 
女性「きっとこれから力を付けて行くって事だと思うわ。多分ね」
 
「は、はぁ………」
 
 
 
バチッ
 
オプタシオ「いたっ」
 
 
 
「そうなんでしょうかねぇ………」
 
女性「プロイータ様がそう言うんだからそうなの。で、これで命令は全部?」
 
「はい、プロイータ様からの命令文は以上ですスピース様」
 
スピース2日後にイシマね……今日1日はオフって事かしら」
 
「それは、スピース様のご判断に任せるという事ではないかと……」
 
スピース「そう?じゃ今日はお休み。私のグループメイト全員にそう伝えて」
 
「ぐ、グループメイト………。ですが、宜しいのですか?」
 
スピース「いいのよ。みんな疲れてるでしょうし。働きっ放しだったんから」
 
「ですが、ディスピア様の部隊は今頃イワシロ鉱石の事で………」
 
スピースディスピア君の所はディスピア君の所!部下は上司の命を聞く!」
 
「は、はい!申し訳ありません!承知しました!」
 
スピース「謝罪はいいのよ。悪い事言ったんじゃないからYESだけで十分」
 
「あ、ありがとうございますスピース様。では失礼します」
 
 
男は、そそくさとそこを離れて行く。
 
 
スピース「………………―――」
 
 
 
 
テリア「とらっ!」
 
バチッ
 
オプタシオ「ぎゃいっ」
 
 
スピース「………。もうあの子ったら……。オプタシオ君!」
 
 
スピースが、叫んでオプタシオを呼ぶ。
 
 
オプタシオ「!はい、スピースさん!」
 
オプタシオは、スピースに呼ばれ、すぐさま走り寄って来る。
 
 
オプタシオ「は、はい、何でしょうか?」
 
スピース「今日はお休みにしたから、休んでもいいのよ」
 
オプタシオ「そうですか、でも僕は今度の任務で役に立つためにも今……」
 
 
スピース「………………」
 
スピースは、キョトンとする。
 
オプタシオ「僕は、カリタスでは一番の下っ端だから、頑張らないと……」
 
 
スピース「………あなた……」
 
 
 
テリア「とららっ♪」
 
と、いつの間にかオプタシオの足にすり寄っているテリア
 
オプタシオ「―――お前……」
 
スピース「あら、テリアは遊んで貰ってる気だったのね」
 
オプタシオ「僕は遊ばれてる気分でしたけど………」
 
スピース「クスッそうねw」
 
 
テリア「とあら?」
 
 
スピース「――……。オプタシオ君、もう一度この子に命令してみて」
 
オプタシオ「はい!よしテリアこの指の先にある木に電気ショックだ!」
 
 
テリア「たらぁ!!」
 
テリアは、元気よく電気ショックを決める!
 
バチッ!
 
が―――
 
 
オプタシオ「いたいっ」
 
オプタシオは、余りの痛みに、指を引っ込める。
電気ショックはオプタシオの指に向けて放たれていた。
 
 
 
スピース「ぷっ」
 
 
 
スピース「あははははははははは!!!!」
 
 
オプタシオ「―――!」
 
 
スピース「あははははははははは!!!ははははひっ!!!」
 
 
スピースは、ツボに嵌ったようにお腹を抑えて笑い転ける。
 
オプタシオ「ぐぅ~~~。笑わないで下さいよ~~」
 
テリア「とらぁ?」
 
 
スピース「あっはっっはっっは………wwごめん、余りに面白くて……w」
 
オプタシオ「くぅ………」
 
 
スピース「あぁーダメだぁwツボハマったw」
 
オプタシオ「す、スピースさん、イジるのはこれくらいにして下さいよ……」
 
スピース「あぁごめんごめんwあ、そうだ今日一日付き合ってあげるよw」
 
オプタシオ「―――?付き合う?」
 
スピース「強くなりたいんでしょう?私が今日一日見たげる」
 
オプタシオ「い、いいんですか?スピースさんはここのリーダーなのに……」
 
スピース「いいのよ。それに、その方が面白そうだしw」
 
オプタシオ「えぇ!?そっちですか!?」
 
テリア「てらぁ??」
 
 
 
オキビの谷に、珍しく人の笑い声が響く――……
 
 
 
 
 
―――308番道路
 
ゴオオオオオオオオオオ!!!
 
道中に燃え盛る炎!!
 
短パン小僧「コラッタ戦闘不能!」
 
ミニスカート「し、シリウス~~~」
 
フォルモ「ふぉる!!」
 
フォルモが、雄々しく勝利の雄叫びを上げる。
 
 
 
ブラック「ありがとうございました」
 
ブラックは、ミニスカートの少女に手を差し出し、握手する。
 
ミニスカート「あ、ありがとうございましたぁ~」ほわ~・*゚。・
 
短パン小僧「悔しいけど君強いね~。連戦なのに完全勝利だ」
 
ブラック「ありがとう。審判ありがとうそれじゃ」
 
短パン小僧「あぁまたな」
 
 
ミニスカート「手、洗わないでいよう………」ほわ~・*゚。・
 
 
 
 
 
―――
 
ブラックは、フォルモと共にアマギリへと進む。
 
 
ブラック「(…俺はまだ弱い…あの男に襲われた時何も出来なかった…)」
 
 
ブラック「(強くならなきゃ。自分で、何かする為には力がいる………!)」
 
 
ブラック「(強くなる………そのためには―――………?)」
 
 
 
 
 
―――
 
ドドドドドドドドドド!!!!!!
 
土埃を上げ、何かがすごい勢いで走っている。
 
スキンヘッド「オイそこのボーズ!俺とバトルしようぜえええぇぇ!!!?」
 
が、ワンリキーが、一瞬の内に吹き飛ばされる!!
 
ホワイト「ごめん、急いでる!バトルするなら全員倒してくよ!!」
 
 
エスパー「調子乗るなよ青二才!!」
 
 
ホワイト「邪魔だよ!どいてマジシャンさん!」
 
エスパー「違う!マジックじゃない!!」
 
 
 
 
ドドドドドドドドドド!!!!
 
 
ブラック「―――………?」
 
 
 
ドドドドドドドドドド!!!!
 
 
ホワイト「ブラああっック!!!!」
 
 
ブラックホワイトっっ!!!?」
 
 
 
ホワイトは、ブラックに会うなり抱きつく!!
 
 
ホワイトブラック………!良かった無事で………!」
 
ブラックホワイト………!お前、何でここに………」
 
ホワイト「追っ掛けて来た………!途中変な目に遭ったけど」
 
ブラック「………!そうだ、お前が襲われてたって男に聞いて……!」
 
ホワイト「うん!」
 
ブラック「お前も、ホント無事で良かった………!」
 
ホワイト「ボクがそう簡単にやられる訳ないだろブラック!」
 
ブラック「あぁそうだな!………でさっ……」
 
ホワイト「ん?」
 
ブラック「後ろの方々は………?」
 
ブラックは、流し目に恐る恐る顎を突き出す
 
 
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
 
血気立った、10人ほどにも及ぶトレーナー達が、
ブラックホワイトの二人を睨みつけている。
 
 
ホワイトブラックを見たって言うから急いで来たんだけど………」
 
ブラック「あ、あぁ………」
 
ホワイト「バトル挑んで来るの邪魔だったから一発怯まして置いて来たら…」
 
 
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
 
 
ホワイト「こうなっちゃった☆」
 
ブラック「お前はいつも助けに来ると思ったら問題引き起こしてくれるな!」
 
ホワイト「それほどでも~」
 
ブラック「褒めてない!!」
 
 
ホワイト「でも何だかんだ言ってブラック助けてくれるじゃん!」
 
ホワイトは、ブラックから離れ、トレーナー達へと翻る!
 
 
ブラック「当たり前だ!」
 
ブラックもトレーナー達の方に向く!
 
 
ホワイト「それじゃ、いつも通り!」
 
ブラック「俺達、二人で行こう!」
 
 
 
トレーナー達「行くぞおおおおお!!!」
 
 
ホワイトブラック「「来い!!」」
 
 
 
ドオオオッッッッッ!!!
 
 
 
 
 
 
―――アマギリシティ船着き場
 
バシャアーン………バシャアーン………
 
コンクリの船着き場に波が勢い良く押し寄せる。
船が着く桟橋は、波々に襲われ、水浸しになっている。
 
 
サカキ「―――出せない?」
 
船乗り「あぁこの時期は時化が酷くてなぁ。ワシらも苦労しとるんだが」
 
サカキ「………いつ……どれくらいの海なら船も出せる?」
 
船乗り「いつというのは分からん。もう少し時化が弱まれば出せるが……」
 
サカキ「………。その気になればこの海でも出せるのか?」
 
船乗り「………あんちゃん、俺を誰だと思ってんだい………」
 
サカキ「ただの爺さんにしか見えんが」
 
船乗り「これでも海の男生まれてから60年以上やってんだ」
 
サカキ「(爺さんってのはどれも話が長い……)………そうかい」
 
船乗り「それこそ生か死の修羅場を抜けて九死に一生を得た事もあらぁ」
 
サカキ「……あぁ………」
 
 
船乗り「あんちゃん、あの船見な」
 
男は、桟橋にある船を指差す。
どうやって浮いてるのか疑問になるほどのオンボロの船だ。
 
サカキ「随分ボロだな」
 
船乗り「あんちゃん、あれ乗れるかい?」
 
サカキ「あぁ」
 
船乗り「―――!即答かい!」
 
サカキ「あんた操縦には自信があるって言ったじゃねぇか」
 
船乗り「んん?言ったな」
 
サカキ「そのあんたが沈まないって言うんだ。十分だろ」
 
船乗り「ふふんwあんちゃん、随分肝座ってるじゃねぇか!気に入った!」
 
サカキ「どうも」
 
船乗り「で、金はいくら積んでくれる?」
 
サカキ「何だ、金は取るのか」
 
船乗り「当たり前よ!船乗りだって生計立てらんなきゃ死んじまうからな!」
 
サカキ「そりゃそうだな。なら………これでどうだ?」
 
サカキは、人差し指を立てる。
 
船乗り1万か?そりゃちょっと相場を勘違いしてるぜ」
 
が、サカキは首を振る。
 
船乗り「―――?10万か?だが10万貰ってもどこ行くかで―――」
 
しかし、また首を振る。
 
サカキ100万だ」
 
船乗り「………!!?あんちゃん、ぶっ飛んでんな………!行き先は!?」
 
サカキ「―――イシマだ」
 
船乗り「……!イシマ……!どこまでもぶっ飛んでんなあんちゃん……!」
 
サカキ「そうか?じゃ頼むぜ」
 
船乗り「いつ出航すんだい?」
 
サカキ「今だ」
 
船乗り「ふはっ!そういやそうだったな!!待ってな!今準備する!」
 
 
サカキ「あぁ………」
 
船乗りが、船着き場横の倉庫へ向かって行く。
サカキは、それを平然と見下げていた―――………
 
 
 
 
 
―――308番道路
 
オオオオオオオオオオ………
 
道路の真中に、ダウンしたポケモンが積み上げられている。
 
スキンヘッド「冗談だろ…2人対10人だぜ……」
 
 
 
 
 
―――
 
ジュノプス「じゅののっ!じゅうの!!(*TAT*)」
 
フォルモ「ふるお(;≧人≦)」
 
ジュノプスが、焦げた尻尾を見せ、フォルモが申し訳なさそうに謝る。
 
ブラック「あれはホワイト、あんなトコでジュノプス前面に出すのが悪いよ」
 
ホワイト「でもあのままじゃフォルモ攻撃されてた。カバーしたの」
 
ブラック「そうだけど…。所でジュノプスってコノミンが進化したのか?」
 
ホワイト「うん、イワシロで襲われた時―――そうだ!」
 
ブラック「……言わなくても何となく分かった。モンスターボールの事か」
 
ホワイト「……!ブラックも知ってるの?」
 
ブラック「昨日襲われた時教えられた。地面タイプを使って来る強い人」
 
ホワイト「……姉さんやボクが襲われた奴も地面タイプを使って来た」
 
ブラック「……仲間なのか…?」
 
ホワイト「多分。ブラックを襲ったのはサカキって人だと思う」
 
ブラック「………?何で知ってるんだ?」
 
ホワイト「ちょっと川に流されてる時助けられてね」
 
ブラック「!?何だよそれ!大丈夫だったのか…ってだからここにいるのか」
 
ホワイト「あはは何とか。その時名前を聞いた」
 
ブラック「そうか…、…で、俺はこれの真相聞かされて奪われそうになった」
 
スッ
 
ブラックは、腰からモンスターボールを取り出す。
 
ホワイト「………!あ、そうだよね、ブラックは持ってて当然か………」
 
ブラック「何とか逃げられたから………赤い髪の人のお蔭で」
 
ホワイト「赤い髪?」
 
ブラック「長い赤髪の男で、多分炎使い。よく知らないけど助けてくれた」
 
ホワイト「男の人だから違うや」
 
ブラック「?何が?」
 
ホワイト「さっきの人達の仲間でユカリさんて人がいて。女の人だけどね」
 
ブラック「何か色々情報持ってるなホワイト
 
ホワイト「何故かね。少なくともユカリさんは良い人だったよ」
 
ブラック「そっか………。でもホント分からない事だらけだな」
 
ブラックは、またモンスターボールを掲げる。
 
ホワイト「………それで、どうする?」
 
ブラック「ここから本題か。イシマのフジ博士にこれを渡すはずだったけど」
 
ホワイト「ユキ兄…どうしてこんなものを……」
 
ブラック「……でも、そんなに悪いものじゃないのかもは知れない」
 
ホワイト「―――?」
 
ブラック「昨日襲われてフォルモが瀕死になった時に入れてやったんだ」
 
ホワイト「………この子をか……」
 
ブラック「身軽ですぐ逃げれたし、何以上にフォルモが安らかそうだった」
 
 
フォルモ「ふぉるるぅ♪」
 
ジュノプス「じゅのぉ」
 
フォルモジュノプスは楽しそうに話している。
 
 
ホワイト「そうだったんだ………」
 
ブラック「もしかしたら、俺達が知ってるのはこれの悪い面だけなのかも」
 
ホワイト「人がポケモンを従えるだけでなく所持する事を可能にする道具…」
 
ブラック「あぁ。そのサカキって人が言ってる事が事実なのかも知れない」
 
 
ホワイト「じゃぁ………真相を確かめる?」
 
ブラック「………確かめる?」
 
ホワイト「イシマへ行こう。ユキ兄もブラックを追い掛けるって言ってたし」
 
ブラック「………でも……危なくないか?」
 
ホワイトブラックだって一人まだイシマに行こうとしてたじゃんか!」
 
ブラック「けど………今まで危ない目に遭って来た」
 
ホワイト「またアイツらが来たって跳ね除けて見せる!二人なら出来る!」
 
ブラック「……!俺と…ホワイトで………?」
 
ホワイト「うん!そうだよ!二人でイシマへ行こう!」
 
ブラック「行って………どうするんだ?」
 
ホワイト「ユキ兄や……フジ博士にこの事を聞く!問い詰める!」
 
ブラック「……ユキナリさんが悪い事してたら………?」
 
ホワイト「二人でこの計画を潰す!!」
 
ブラック「………!ホワイトはいっつも突拍子のないことを言うな……!」
 
ブラックは、しかし嬉しそうな苦笑いを浮かべる。
 
ホワイト「そんな事ない!ボク達なら出来るよ行こう!」
 
ホワイトは、突然走り出す!
 
 
ブラックホワイトっ!?」
 
ホワイト「何かワクワクして来た!!」
 
ブラックも追い掛け走り出す!
 
フォルモジュノプス「ふぉるる!!」「じゅぷぅ!!」
 
フォルモジュノプスも慌てて走り出す!
 
 
 
 
―――ドン!
 
ブラック「いたっ!」
 
と、何故かいきなり立ち止まるホワイトに、
思わずブラックフォルモジュノプスはぶつかってしまう。
 
ブラック「今度はどうしたんだホワイト!」
 
ホワイトブラックもさ、強くならなきゃって言ってたよね」
 
ブラック「うん?あぁ」
 
ホワイト「良い事思い付いた」
 
ブラック「何?」
 
ホワイト「新しい仲間を見付けよう!!」
 
ブラック「仲間?」
 
 
ホワイト「新しいポケモンを仲間にしよう!!」
 
 
 
 
 
 
―――カイオウ郊外、カリタスアジト
 
試験管や、水槽だらけの化学実験室。
室内に、鈍い機械音が響いている。
 
―――コツコツコツ
 
部屋に、足音が響いて来る。
足跡と共に白衣がなびく。
 
ディスピア「………………」
 
白衣を着たディスピアが、男が突っ伏している机の上に
無造作に転がっているモンスターボールを拾い上げる。
 
 
ディスピア「………………」
 
反面がグレーで、反面が白いままのモンスターボール………
 
 
「スー………スー………」
 
ディスピアは、男が寝ているのを起こさないためか、
何も言わず静かにモンスターボールを光に当て観察する。
 
 
―――カタン!
 
しかし、ディスピアは腰を机に当ててしまう。
 
「―――ん………」
 
ディスピア「………!……」
 
 
男は、寝ぼけた様子で眼鏡を探し当て、すぐさまディスピアを見る。
 
「やぁディスピア君、来てたのか」
 
ディスピア「ワリぃな起こしちまったか」
 
「いやはやもしかして寝てたかい?恥ずかしい所を見られたなぁ」
 
ディスピア「今更疑問符はおかしいだろ。男が頬赤らめるな気色悪い」
 
「はっはっは」
 
ディスピア「ここ笑い所か?………で、開発はどうだキサラギ?」
 
キサラギ「いや、まさかこんなレベルの純度の石が提供されるとは驚いたよ」
 
ディスピア「そうなのか」
 
キサラギ「驚愕その一言に尽きる。一部高純度のは勿体無くて使えん程だよ」
 
ディスピア「よく分からんが、どうなんだ?」
 
キサラギ「何がだい?」
 
ディスピア3日後には間に合うのか?」
 
キサラギ「数作るのは大変だが間に合わせるさ。君が持ってるのが完成品だ」
 
ディスピア「これか」
 
キサラギ「だが、相手は伝説の3幻獣なんだろう?それも一番厄介な」
 
ディスピア「らしいがな」
 
キサラギ「私はそんなものを捕まえて支配下に置く方が信じ難いからねw」
 
ディスピア「実際、スピースがモルティスを捕獲したろ」
 
キサラギ「だからこそ信じ難いのさw伝説の愛の化身を目の当たりにしてね」
 
ディスピア「だが今回の相手は手強いぞ。それに耐える代物を頼むぜ」
 
 
キサラギ「強いβ波にやられると石が一発でおじゃんになってしまうからね」
 
キサラギ「モンスターボールは一度捕獲に失敗すると使い物にならなくなる」
 
ディスピア「その為にジイさんにより丈夫で強いのを作れって言われたんだ」
 
キサラギ「だから、確証なんてものはないって事が言いたいのさ」
 
ディスピア「シルフに務める世界トップの科学者には相応しくない発言だな」
 
キサラギ「高純度の鉱石を、詰め込めばいいってものじゃないからねこれは」
 
ディスピア「言い訳臭いな」
 
キサラギ「否定しないよwだが種族によって電波は色々種別できるようだし」
 
キサラギ「ある種族のポケモンに特化することは可能だろうね」
 
ディスピア「ならそれを作ってくれよ」
 
キサラギ「無茶言うなwそれこそ図鑑が出来る程のサンプル情報が必要だ!」
 
ディスピア「フンなら手っ取り早くどんなのも捕獲出来るの作れよキサラギ」
 
キサラギ「出来ない事はないだろうねwだが、今の私では不可能だ」
 
ディスピア「天才のアンタでも無理なことがあるのか」
 
キサラギ「私は天才ではないよwよくて秀才さw」
 
ディスピア「謙遜だな」
 
キサラギ「謙遜ではないよwそれに、無理ではなく、不可能だ」
 
ディスピア「どういう意味だ?」
 
キサラギ「私には出来ないという事だよw将来は分からんが少なくとも今は」
 
ディスピア「その道を極めた奴には先が見えるって事か」
 
キサラギ「発明は99%の努力と、1%の閃きなのだよ、ディスピア君w」
 
ディスピア「何だそれ?」
 
キサラギ「さ~てねw後は、使用者本人の力量次第って奴さディスピア君w」
 
ディスピア「フン、俺次第ってか、まぁ頑張るぜ」
 
キサラギ「大丈夫さ君はやるよ。君以上に真面目でイイ男は見た事がないw」
 
ディスピア「……俺に最も相応しくない言葉だな」
 
キサラギ「毎日研究の進度を確認しに来る君にかい?wそれに………」
 
ディスピア「あーあーもういい。じゃぁな、キサラギ。無理はすんなよ」
 
ディスピアは、早歩きで去って行く。
 
キサラギ「あいよ~そうするよ」
 
 
 
 
 
 
―――カイオウシティサンホテルカナの部屋
 
ギャー………ギャー………
 
リカ・チカカナに向かって枕を放り投げて何か叫んでいる。
 
(「「リカちゃんリカちゃん」」)
 
と、どこからか篭った人の声がする。
 
リカ「む?電話だ」
 
と、リカは尻ポケットから携帯電話を取り出す。
 
「「リカちゃんリカちゃん」」
 
 
ショウ「着信音コワっ!誰の声だよ!」
 
チカ「私と同じ事を考えるとは……流石リカ
 
リカ「愛しのブラックの声をいつも聞きたいと思うのは当然だ」
 
ショウ「流石って言うか双子だし!お前らだけだよ!」
 
 
「「カナお姉さんカナお姉さん」」
 
カナ「あ、私も電話」
 
ショウ「お前もかよっッッ!!!」
 
 
チカショウ、何かうるさい。最近必死感が否めないよ」
 
ショウ「うん……何かツッコミ役が定着しつつあるし………」
 
 
 
 
リカ「っ………!!!?え………!?」
 
カナ「そんな………!!」
 
 
二人が、ほぼ同時に叫ぶ。
 
 
ショウ「―――?」
 
チカ「何だ?」
 
 
リカ「イワシロが壊滅って何で………!!?」
 
カナ「昨日夕方頃!?何で隣町の情報が今になって…!!」
 
 
 
ミノリ「「分かりません!何かしら電波障害があったらしく!」」
 
 
ショウチカ「「………………!!?」」
 
 
スノベ「「行方不明者も出ている!至急救助を頼むと要請も!」」
 
 
カナ「……!………」
 
リカ「………っ……」
 
 
ショウ「明日イシマに出発だろ……こんな時に………!」
 
チカ「………アオイはどう―――……!」
 
 
スノベ「「とにかく、今すぐ議事堂へ来るんだ!!」」
 
 
ミノリ「「すぐ方針を立てた後、指示を出しますっ!」」
 
 
 
 
 
 
 
16
― イワシロ襲撃 ―







第17話予告 

 
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| | 2010/04/01 23:06 | |

Re: タイトルなし

変態ペソギソさん分かりやすい意見ためになりまする。

登場人物説明は、若干忘れないために書き留め感はあった。
出てる人物だけに省略してみる。
ノワールちゃんの下りが分からないんだけど、
人物説明早ぇよでおk?

キャラ出し過ぎかな?
こっからまだまだ出す予定なんだけど。
赤緑の世界観に繋げるための人物がたっぷり。
フジ博士の奥さんのヒサノさんとか。
ミカンのお母さんのユズとか。
今出してるのはカイセイだけで最低限要る伏線キャラなんだよね……。

謎の3体って御三家のコノミン・フォルモ・ピルル?
想いの化身のモルティス・オルディア・ノートリアの方?
ライフでやってた時は新ポケモン図鑑の名目で特徴書いてたけど、
今回もそろそろ入れてくべきかな。
キャラデザしてから入れたかったから先延ばしにしてたんだよね。
アイデアが固まらないから避けてたこともあったと思う。

コノミンは名前の通りコロコロ木の実っぽいし、
フォルモは犬っぽくてピルルは猫っぽい。
けど、まだデザイン固まってないから描きづらい……。
3幻獣はケルベロスを想定して、モルティスはまんまで、
オルディアは蛇とハイブリッドさせようか考えてるくらいで、
ノートリアはまだ固まってないくらいだし。

ユキナリとかサカキ・イッテツは正直蚊帳の外で暗躍させるだけだからね、
イッテツvsユキナリは闘いを一部一部見せただけ、
サカキvsブラックはブラックの逃亡というか敗北、
イッテツvsホワイトは手負いのイッテツをぶつけただけだし、
ガチ戦はある程度二人を強くしてからのつもりだから、、
それに、弱いポケモンを出すっていうのは現実的におかしいし、
ゲームならまだしもユキナリがケーシィ、イッテツがサンドで戦うのは何か筋が通らない。
アマギリで二人はカリタス団員と戦うことになるけど、
その時は弱いポケモン同士で戦うことになるし。

ポケットモンスターの由来はモンスターボールに入れたらポケットに入る、が本来。
で、モンスターボールを使う以前に背景設定すると、
ポケモンの呼び名を新しく考えるか、由来を変更せざるを得ない。
呼び名を変えてしまうとこの話がポケモンと分かりにくくなってしまうからNG。
私は敢えてポケモンがモンスターボールに入ることの公式設定と繋げて由来を考えてみた。
あ、オコリザルが瀕死になって縮む事からモンスターボールが開発されたっていう
公式設定は知ってるよね。それでポケットの下りに繋げたのは確かに強引っちゃぁ強引。
呼び名はスルーする手立てもあったけど、私は敢えてそっちを選択。

ポケモンセンターの運営方法はそれが現時点で一番合理的だから。
謎の組織を考える以上、その組織のメリットも考えないといけない。
非営利でポケモンを預り、旅人の宿も用意する。
理由は考えにくくもないけど、私はこれを世界の平和の象徴に繋げた。
ちなみに、悪の組織ではないけど、これが全ポケモントレーナーを総括し、
ポケモンセンターの運営をも掌握するポケモンリーグ組織へ繋がって行く予定。
これで広げやすいっていうペソさんのアイデアも含める。


でもまだまだ意見…もとい批判をお待ちするφ(.. *)メモメモ
ふぉっふぉっふぉっ…Ψ(*`▽´*)Ψ

| CAZUMIN | 2010/04/02 00:47 | URL |

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| | 2010/04/02 00:58 | |

Re: タイトルなし

ホントだwwwww
SEED見てたし、大好きだし、SEED思想に当てられてる感はある!
デュランダル議長だよね。でも意味合いは全く違うかな。
あれはアスランが名前を偽る事に対する当て付けぽかったくない?
ちょっとした言葉遊びの引き付けでもあるだろうし。
でも、プロイータがあぁ言った意味はオプタシオに確実に存在するから。
ちなみに、ディスピアとかに対しても。
カリタスは皆世の中に失望して組織に入ってるから、似た者同士なんだ。

あと、スメラギはスメラギタウン、町の名前だぉ(´・ω・`)
ミノリはスノベ議長の秘書。貴族に繋げる発端にする予定。
今見たら説明更新してなかった。直すぉ(||゚Д゚)

フロンズレイドは葉っぱをまとったタックル。

そうなんだよねぇ。
私はマンガとかアニメを想定してるから。
小説とか読まないから勝手も分からないし……。

読みやすさは少しずつ改善出来るよう心がける。


おやすみ~
私も更新すんだら寝る。。(* ̄△ ̄)~。o ◯

| CAZUMIN | 2010/04/02 01:20 | URL |

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| | 2010/04/02 06:18 | |

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| | 2010/04/02 15:43 | |

Re: タイトルなし

>ポケモンの説明してくれ
新ポケモン図鑑を投稿するよ。
キャラデザ入れるのはまた今度にする。
図鑑は前作ったのと変わってないけど。
技名はどう入れるかな。
ポケ説明と分けると分かりにくいし、
やっぱり一緒で更新するのがイイよね。

>場面切り替え多杉
小説はこんな場面転換入れないもんね。
入れるとしたら一塊一塊で入れてかないとダメかな。
場面転換は極力入れずに話進めるよう心掛けるよ。

>登場人物の多さ
登場人物は現在未登場のは削除した。
これからは登場時にその都度更新する。
それと、名前だけ登場してる人は???で説明書きするとかどうだろか。
あと、登場人物欄でイチイチ確認させるのおかしいだろうし、
新登場はその話中で説明しておこうと思う。

>あらすじホシス
あらすじは章のトコに入れてあるんだけど、これじゃダメ?
新話の冒頭に入れちゃうのは美学に反するんだよね。
マンガは枠外あるからイイけど、ね。
なにか良い策はなかろうか……

>意見
コメが※管ばっかの私涙目

>DSスマヌ...

ξ(llo-_-)o ...    ┻━┻...

| CAZUMIN | 2010/04/02 21:05 | URL |

Re: タイトルなし

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が大杉泣いた

| CAZUMIN | 2010/04/02 21:08 | URL |















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