ポケモンブログ *。゚ ポケットモンスター セピアブラック&リリーホワイト ゚。*

ポケットモンスターセピアブラック&リリーホワイトという物語を連載!ポケモン画像、2chのポケモンスレ諸々、ポケモンカード等のポケモングッズ、今秋発売の新ポケモンシリーズブラック&ホワイト情報等々、ポケなトピをまとめています!

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

The 19th story

The 19th story
― Amagiri City Gym ―
 
 
―――アマギリシティジム前
 
ホワイト「(………?……あれ…?)」
 
ホワイトヒナの顔を見て不思議そうな顔をする。
 
 
ヒナヒナね、このジムのリーダーをしてるの」*゚。
 
ブラック「初めまして。俺はブラックって言います。こっちは、」
 
ホワイト「――あ、ホワイトホワイトって名前」
 
ホワイトは不意を付かれたように答える。
 
 
ヒナ「よろしくね、おにいちゃんたち」*゚。
 
満面の笑みで挨拶するヒナ
 
 
ショウタ「それでね、ヒナちゃん!実は―――」
 
 
女の子ヒナっ!!」
 
挨拶するや否や、突然砂辺の方から走って来る少女。
年は、ホワイトブラックと同じくらいだろうか。
 
ヒナアミちゃんだ」
 
アミヒナっ!ちょっと来て!」
 
 

第19話


 
アミ「北の岬の灯台が大量発生したクラブに占拠されちゃって」
 
ホワイト「とうだい?」
 
ブラック「海で迷わないようにって作られた目印だよ。習ったろ?」
 
ホワイト「あぁ~何か光って知らせるって言うあれかー」
 
ヒナパパ「それは危ないな。今日は大切な船が着くらしいし」
 
アミ「そうなんです。できればヒナに手伝って欲しかったんだけど………」
 
そう言いつつアミブラックホワイトの顔をチラッと見る。
 
アミ「この人達は?」
 
ホワイト「んあ。ちょっと頼み事のためにジムリーダーに用があって」
 
アミ「そうなんだ。できればヒナに来て欲しいんだけど………」
 
ブラック「あ、すぐじゃなくてもいいですよ。な、ホワイト?」
 
ホワイト「うん。今日過ぎなければ。ボクらも手伝うし」
 
アミ「助かるわ!じゃ、付いて来て。ヒナもお願い」
 
 
クラブに占拠されたという灯台を解放に行くことになった一行。
ヒナが準備のため自宅へと帰っている間、
ホワイトブラックの二人は岬の灯台のクラブによる選挙について聞く。
この時期よくクラブは大量発生し、街に被害を及ぼすことも多々あるらしい。
 
その間に、二人はアミに自分達のヒナとの対戦の理由を話す。
当然、船に乗せてもらう条件のことだけで、目的地については触れずに。
ショウタは親父に怒られると言って、ヒナに何も言わず帰って行った。
 
 
アミ「ふぅん船にねー。センザキにでも行くの?あ、センザキなら船あるか」
 
ブラック「えっと……それは秘密ってことで」
 
ブラックが苦笑いする。
 
アミ「ケチだなー。あ。そだ、ヒナに勝ったら波乗り教えてもらいなよ」
 
ホワイト「波乗り?」
 
アミ「ポケモンが海や川を渡る技。ヒナが喜んで教えてくれるよ」
 
ブラック「喜んで?」
 
アミブラック君イケメンだし」
 
アミがツーンと顔を赤める。
 
ブラック「いや、イケメンなんて………」
 
ブラックが謙遜する。
 
アミ「いーや、ブラック君は何人も女を泣かせてきたタイプだね!」
 
 
ホワイト「………………」
 
アミ「どうした童顔」
 
ホワイト「ドカン!!?」
 
ホワイトが、また不意を付かれたように反応する。
 
アミ「え?何?ドカン顔的な?」
 
ブラック「………さっきからホワイト上の空だな。どうかしたのか?」
 
ホワイト「!いや別に。…ただ……」
 
アミ「?」
 
ホワイト「あのさ、ヒナって―――」
 
 
―――カシャン!
 
そう言い掛けた時、門が開く音が。
そこには、ヒナと、パパと、門の丈ほどもあるトドゼルガが。
二人が出て来ると、のそりのそりと這って出て来るトドゼルガは、
異様な圧迫感を醸し出していた。
 
ヒナ「おまたせ~」*゚。
 
ブラック「(デカい………)」
 
アミ「待ってないよヒナ!じゃ行こうか!」
 
先程のホワイトの話の途中など、気にも止めない様子で号令をかけるアミ
 
ヒナパパ「私が行っても足手纏いになるし、ヒナを任せたねアミちゃん」
 
アミ「はい!それに、ヒナは私の手なんか必要ないくらい強いですしw」
 
ヒナパパ「ハハハ」
 
アミ「じゃ行こうか、ヒナブラック君、ドカン君」
 
ホワイト「え?ボクドカン固定?」
 
 
ヒナパパ「じゃ、気を付けてね、ヒナちゃん」
 
ヒナ「うん!」*゚。
 
ヒナが、嬉しそうに笑う。
 
 
 
ホワイト「違う……のかな………」
 
それを傍で見て、ボソリと声を漏らすホワイト
 
ブラック「―――?」
 
ヒナ「じゃ、いこ~」*゚。
 
 
 
ヒナが、トテトテと歩きながら、先導する。
岬の灯台へと向かう途中、一行は市場の中やら、町並みの中を巡る。
漁の準備をしている人や、海で採れた生鮮食品を卸す準備をしている人やら、
多くの人が一行を出迎える。皆が皆笑顔で、アマギリの街が良い街であると
いうことを、言葉なくとも理解出来る二人だった。
 
おじさん「やぁヒナちゃん。元気そうだね」
 
 
ヒナ「うん~おじさんも~」*゚。
 
 
おばさん「おやヒナちゃんじゃないかい!また家に遊びに来てね」
 
 
ヒナ「うん!」*゚。
 
 
けれど、その笑顔が、全てヒナに向けられたものであること、
ヒナがこの街にとって愛される絶対的な存在であることを理解するには、
その短い時間も十分の時間であった。
 
街が、その愛を育む場所であったことは、
彼らがいてこその場所であったことは間違いない。
 
それでも、彼女が特別であったのは、揺るがない事実だった。
 
 
 
ホワイトヒナって愛されてるね」
 
 
先頭で町の人々に笑顔を返すヒナを見ながら、
横にいるアミに向かって囁くホワイト
 
アミ「まぁね。ヒナはこの街のアイドルだからw」
 
アミが、ニコニコしながら言う。
 
 
 
ホワイト「でも、ショウタとは仲悪い」
 
ホワイトが静かな顔で言った。
 
アミ「―――」
 
アミが、ピクッと全身を反応させる。
しかし、顔は前を向いたまま。
 
 
アミ「―――ぁ」
 
しばらく声を出さないでいたアミは、何か言おうと、口を開く。
だが、それを遮るようにホワイトが続けた。
 
ホワイト「それと、ボク達にも」
 
アミ「………!」
 
アミが、前を向いたまま恐れ慄いた顔をする。
それでも、必死に、平静を装って言った。
 
アミ「ドカン君にはね、ヒナ、イケメン好きだし―――」
 
ホワイト「うぅん。ブラックもだった」
 
 
アミ「………!……。…」
 
 
一行は、何事もないかのように北の岬へ歩き進む。
しかし、アミは明らかに動揺し、体を硬直させている。
 
 
ブラック「………」
 
 
アミ「………。………。………」
 
アミは、何も言わない。
 
 
 
ブラックは、ホワイトと付き合いが長い。
だからこそ、ホワイトの長所も短所も性格も、知っている。
 
ホワイトには、デリカシーがない。
 
長所や短所と言うのは、要は解釈と価値観に依るものだ。
長所だって使い方を誤れば短所に成り得るし、
短所だって使い方が良ければ長所になる。
 
ホワイトの家系は、とても頭が良い。
それは、父と母の子であることを考えれば瞭然だ。
ホワイトも、姉であるユリも、よくそれを受け継いでいる。
けれど、父も母もその愚直さを反映した生き方をしてしまっていた。
ホワイトもまた、それをよく受け継いでしまったようだった。
 
ホワイトは勘が良い。とても。
 
時に、ブラックホワイトのそれにゾッとすることがある。
幼い彼がそれを制御する力を持っていない事も、非常に問題だったろう。
 
 
 
アミ「―――ほゎ」
 
 
女の子「―――アミヒナ!早く!灯台が!!」
 
 
アミがそう言い掛けた瞬間、アミの声を掻き消すかのような遠くから叫び声が。
 
 
 
 
 
―――カイオウシティ
 
カイオウシティ、アマギリへと繋がる308番道路前ゲート。
 
人を乗せて走るポニータが引く荷馬車が用意されている所に、
一人の女性がゆったりと歩いて行く。
ヒナの代わりにカイオウへと来ていた、ヒナのママである。
 
ヒナママ「またお世話になります、ハヤミさん」
 
ポニータを優しく撫でる老人に向かって、彼女が挨拶する。
 
老人「やぁミウさん。時間がかなり掛かったようだね。かなり大変と聞いたが」
 
ヒナママ「えぇ…私も救援準備のお手伝いをしていたのですが…かなり…」
 
老人「まぁ話はアマギリへ向かいながら聞こう。時間も勿体ない」
 
 
早々に、荷馬車はカイオウを出発する。
 
 
老人「そうか…イワシロはそんな惨状か…本当に最近は嫌な噂ばかりだ…」
 
ヒナママ「えぇ……」
 
老人「君も早く家に帰ってヒナちゃんと旦那さんの顔を見たいだろう」
 
ヒナママ「ハヤミさんを急かすみたいで申し訳ないですけど、そうですね」
 
老人「ははは。いいよ気にする必要はない。あぁもう3年か」
 
ヒナママ「えぇそうですね…時の流れは速いと言いますが……」
 
老人「アマギリで良い旦那さんに逢えて良かったよ。どうだい街は?」
 
ヒナママ「えぇ本当に。街の方々も本当に良くして下さって……」
 
老人「それは良かった。私はそれが聞けるだけ幸せだよ」
 
ヒナママ「ありがとうハヤミさん」
 
老人「私にとって君は実の娘みたいなもんだからね」
 
ヒナママ「そんな…娘だなんてハヤミ先生ったら……」
 
老人「フフ。そうか、3年か………」
 
ヒナママ「はい………」
 
老人「君が生まれ故郷のカイオウからいなくなって3年………」
 
ヒナママ「………………」
 
老人「早いものだ………」
 
 
 
 
 
―――アマギリシティ灯台前
 
クラブ「ジョギジョギジョギッ!!!」
 
灯台へと遂に到着した一行を出迎えるは、
赤く染め上がった塔!
 
隙間一つなくクラブで埋め尽くされた灯台は、
さながらペンキで塗りたくられた粗末なおもちゃのようだった。
 
 
ホワイト「うわ何だコレ!!」
 
ホワイトが思わず感嘆の声を上げる。
 
ブラック「これは………」
 
ブラックも、驚きを隠せず生唾を飲む。
 
女の子「分かんない!見付けてからもどんどん海から上がって来て!」
 
ヒナ「と、とりあえず~やっつけないと~」*゚。
 
ホワイト「賛成!とやかく言ってる暇があったら攻撃だ!ジュノプス!」
 
ジュノプス「じゅなっ!」
 
ホワイト「葉っぱカッター!!」
 
ビシュビシュビシュビシュ!!!!
 
アミ「トミー!たあっっくる!」
 
トドグラー「デュら!」
 
ドォォォォンンン!!!
 
ブラックフォルス!ふ」
 
ヒナ「ゼリーちゃん~ハイドロポンプ~」*゚。
 
ズドオオオオオオオオオオオオオンンンンン!!!!!!
 
凄まじい水量で塔一帯を吹き飛ばすゼリーのハイドロポンプ!
 
 
ブラック「……今回水タイプ多いし援護に回ろうか…」
 
フォルス「ふぉ………」
 
 
ヒナのゼリーの一撃で、一瞬で大量のクラブが吹き飛ばされ、
そこから入り口らしきものが見えるようになる。
 
 
アミ「流石ヒナ!じゃヒナブラック君はそこから灯台の管制室へ行って!」
 
ブラック「管制室!?」
 
アミ「灯りを制御する場所!そこがやられると灯台が機能しなくなる!」
 
ブラック「!分かった!」
 
ヒナ「う、うん」
 
ブラックが先頭を走り、灯台の中へ!
しかし中は―――!
 
ブラック「……!ここもか………!!」
 
入るや否や、確かめる必要もなく、クラブに占領され赤く染め上がる内部!
管制室に上がる階段もクラブに占拠され、一筋縄で登れる様子はない。
 
 
ブラック「クソ…!どうする……!?」
 
ヒナ「のって~」*゚。
 
と、後ろから声を掛けるヒナ
声が自分よりも高いところから聞こえると思うと、
ヒナはトドゼルガの上に乗っていた。
 
ブラック「!分かった―――あれ入り口?」
 
指示通りトドゼルガの上に乗ると同時に、
先に通って来た出入口が封鎖されているのに気付く。
 
ヒナ「上までいっきにいくね~ゼリーちゃん~」*゚。
 
瞬間、トドゼルガが再び凄まじい量の水流を吐き出す!
 
ブラック「―――!もしかして塔の内部を水で満たして……!」
 
ズオオオオオオオオオオオオオ!!!!
 
ブクブクブクブク………
 
そう理解して間もなく、エレベーターのように持ち上がるトドゼルガの体。
 
グラッ
 
ブラック「―――!落ちるなよフォルス!」
 
フォルス「ふおぉぉお」
 
焦った様子で返事をするフォルス
 
瞬く間にトドゼルガ達は塔の上部へ登り上がる。
階段の先は、四角い小窓のようになっていた。
 
ヒナブラックさん、ヒナのゼリーはあの穴を通れないから………」*゚。
 
ブラック「あぁ!中の様子を見てくる!」
 
そう言って、ブラックフォルスと共に、段の方へジャンプする。
 
―――タン!
 
ブラック「―――!」
 
ブラックの目の前に立ちふさがるは―――!
 
 
 
―――灯台外部
 
バシュバシュバシュ!!!
 
一行は、以前減らないクラブの相手をしていた。
 
アミ「何でこんなにいんのよー!キーモーチーワールーイー!」
 
ホワイト「さっきからトドグラーの水しぶき邪魔なんだけど!」
 
アミ「うっさいドカンちゃんが!」
 
ホワイト「ドキンちゃんみたいな語呂で言われた!」
 
女の子「ちょっとちょっと!!砂辺の方からもいっぱい来た!!」
 
女の子が腕をぶんぶん振り回して指差す先には、赤い砂浜………
 
アミ「もーヤダー!!」
 
泣きべそを掻くアミ
 
 
男の子アミ!!」
 
そこで、また町の方から人が走って来る。
しかし、今度は相当な人数がいる。
 
男の子「応援に来たぞ!」
 
アミ「!助かった!みんな砂浜と灯台と二手に分かれて協力して!」
 
男の子「分かった!」
 
 
大人数な応援が、二手に分かれ、クラブ殲滅に挑む!
 
 
アミ「つか遅い!今まで何やってた!」
 
男の子「いや、極力俺達はいない方が良いかなと思って」
 
アミ「何言っての呑気な!こんな苦労してんのよ!」
 
男の子「だから、こんな大変と思ってなかったんだよ。ヒナちゃんもいるし!」
 
アミ「まぁね!私もそう思ってたし!」
 
男の子「しかし、このクラブ大量発生はどうなってんだ!中は!?」
 
アミヒナと、ブラックって子が行ってる!」
 
男の子「あぁなら大丈夫だな!」
 
ホワイト「―――ボクもそう思うよ!!」
 
横から同意を入れるホワイト
 
 
 
―――灯台内部
 
赤い目「ギッコギッコ………!!」
 
天井から異様な軋り声と共に、赤い視線が降り注ぐ!
 
 
ブラック「―――!!キングラー!!」
 
 
―――瞬間!
 
ジャギン!!!
 
フォルスと同じ丈ほどもあるのではないかと思われる鋏が、空を刻む!
 
ヒュッ!
 
フォルス「ふぉるっ」
 
ブラック「よく避けたぞ!フォルス!」
 
キングラー「ギッコギッコ………!!」
 
ブラックフォルス!そのまま火炎放射だ!」
 
フォルス「ふぉる!!」
 
ズオオオオオオオオオオオオオ!!!
 
爆炎がキングラーを襲う!しかし!
 
キングラー「ぐらあああ!!」
 
バシュッ!
 
鋏を振りかざし、炎を一蹴するキングラー
 
ブラック「………!相性が悪いか………!」
 
 
キングラー「ぐら!!!」
 
キングラーが再び鎌を構える!
 
 
―――その時!
 
バシッ!!!
 
キングラー「ぐ………ら………?」
 
 
一瞬の内に、キングラーの目が虚ろになったと思われた瞬間、
キングラーは横のめりに倒れる。
 
 
ホワイト「水の弱点は草。草は水を吸い取ってしまうからね」
 
キングラーの後ろから、颯爽と登場するホワイト、そしてジュノプス。
吹き通しから入って来たようだ。
 
ブラックホワイト!お前、当の壁を登って来たのか!?」
 
ホワイト「つるのムチと宿木の種でチョチョイのチョイだよw」
 
 
 
―――灯台外部
 
灯台の周りや、砂辺は、ぐるぐるに目を回したクラブで埋め尽くされている。
 
 
アミ「ゼー…ゼー…マジしんど………」
 
女の子「もうへろへろ………」
 
男の子「しかし、あの少年やるな………はぁ……はぁ…」
 
アミ「………。ほんと。何あの山一人で………」
 
先にホワイトが登り去った後は、見事なクラブの山になっていた。
 
 
男の子「だけど、こんな時期に何でクラブがこんな………?」
 
アミ「うん…確かに…この時期クラブは割と大人しいはずなのに…」
 
 
アマギリは、年中波の荒れた街だ。
だが、その日は、一層波が荒く、慄いていた。
 
 
 
 
 
 
―――灯台頂部
 
ヒナ「よいしょよいしょ」*゚。
 
事を終えた最頂部に、可愛らしい頭を揺らしながらヒナが上がって来る。
 
 
ホワイトヒナ
 
ブラック「――ヒナちゃん!危ないよ、足元に気を付けて。滑りやすいから」
 
ヒナ「だいじょーぶだいじょーぶ」*゚。
 
そう言いながら、トテトテと歩いて来るヒナ
 
しかし
 
ツルッ
 
ヒナ「わっと⊂(・△・)⊃」
 
滑りかけるヒナ
しかし、両手を広げ何とかバランスを保ち転ばずにできたようだ。
 
ブラックヒナちゃん大丈―――」
 
それを見たブラックが、ヒナに片手を出す。
そして、ヒナもその手を掴もうとしたその時―――
 
ヒナ「―――ッ」
 
ヒュッ
 
ヒナは手を引っ込めた。
 
ブラック「―――?」
 
ホワイト「………」
 
ヒナ「………!ぁ……」
 
ヒナが気付いたように静かな声を漏らしたのを、
二人とも、今回は、見逃さなかった。
 
 
ヒナ「―――やん!(≧△≦。)」*゚。
 
突然、泣き付くヒナ
 
ブラック「わっ」
 
いきなりのことに驚くブラック
 
ヒナヒナ、コケそうだった。ブラックさん、ありがとう」*゚。
 
ヒナが、また笑顔を振り撒く。
 
 
ホワイト「(…………また……)」
 
 
ヒナ「そうだ、ヒナね、ブラックさんのお願い聞くね」*゚。
 
ヒナが、仕切り直すように言う。
 
ブラック「お願い?あ、お願いって言うか―――」
 
 
ヒナ「…ぇえっと…どんなお願い?ブラックさん」*゚。
 
ブラック「あぁ実は――」
 
ヒナ「でもでもね、付き合ってとかチューは、ちょっと困ります…」*゚。
 
ブラック「いやそんなことお願いするつもりは―――」
 
ヒナ「でもでもほっぺにチューならいいかも…ブラックさんなら…」*゚。
 
ブラック「いや―――」
 
ヒナ「あヤダヒナ何言ってるんだ!(≧△≦。∩三∩。≧△≦)」*゚。
 
 
ヒナ、やんやんと首を振る
 
 
ブラック「………」
 
 
ブラック「……ヒナ!」
 
ヒナ「は、はい!∑(・△・)」*゚。
 
ブラック「俺達が船に乗せて貰う条件が君に勝つことなんだ!」
 
ヒナ「??」*゚。
 
ブラック「だから、ヒナに、ジムリーダーとして闘って欲しい!」
 
ヒナ「ふぇ………」*゚。
 
けれど、ヒナは、あまり意味が理解できていない様子。
ちょっと考えて、ヒナがまた可愛らしい声で言った。
 
 
ヒナ「そ、そっか、ブラックさん、トレーナーさんだもんね」*゚。
 
ブラック「あぁだからヒナに俺達と闘って欲しい!」
 
ヒナ「で、でも、良いんですか?」*゚。
 
ブラック「え?」
 
 
ヒナヒナ、とってもカワイイですけど、、ヒナ……」*゚。
 
ヒナが頬を染めて流し目をする。
 
そして、ちらっと上目遣いをして言った。
 
 
ヒナ「とっても強いですよ?」
 
 
 
 
 
 
 
 
19
― アマギリシティジム ―








第20話予告

スポンサーサイト

| 第2章 進化 | 20:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://pokemonsbrw.blog119.fc2.com/tb.php/60-e543ab73

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。